接合法?接手
 
インテリア関連のお仕事ではインテリアデザイナーや家具デザイナーなど様々な分野があります。これからインテリアを学ぼうと考えている方々に為になるインテリアの知識をご紹介しています。今回は「接合法」についてです。
ここでいう「接合法」とは、家具を制作するうえで使われる角材や板材などをつなぎ合わせ一体化させる技術のことです。直線につなぐ場合を「接手」  直角につなぐ場合を「組手」といいます。
家具を制作するうえで比較的よく用いられるものの例をピックアップしてご紹介します。接合法 第一回目は「接手」

 
「接手」とは・・・
「接手」(継手もしくは仕口 (しくち)とも言う) とは前の説明の通り板材を直線につなぐ接合法のことで、部材を組みつなぐときに木口に細工をして接合部の強度を高める工法のことです。
下記では代表的な接手をいくつかご紹介します。

 
 
● 摺合接(すりあわせつぎ)又は 芋矧(いもはぎ)
簡単で最もよく用いられる。板の木端面に接着剤を塗り接合する方法
 
摺合接


● 本核接(ほんざねつぎ)
機械加工に適しており強度が高く、主にフローリングなどの床材や天井板に用いらます。 

本核接
 
● 雇核接(やといざねつぎ)
接合剤の中央に溝を切り、薄板をはめ込んで接着剤で圧着させる方法。核になる薄板は板厚の1/3、幅は核厚の4倍。
実用的な接合法です。

雇核接
 
● 相欠接(合決接)
板厚の1/2ずつ欠き取って接合する方法。摺合接より接着面が大きくとれるので強度があがる。箱物家具に用いられる。

相欠接

 
● 太枘接(だぼつぎ)
一般的な接合法のひとつで接合する材の双方にダボ錐で穴を掘り、それぞれのダボを差し込んで繋げる方法。特に広い面の接合に用いられる。 
 
太柄接 
 
● 平留接
板を斜め45度に切断し、それを接着剤で接合する方法。補強に千切(つづみともいう)を用いたもので、千切を外観のデザインとして使用することもある。
 
平留接 
 

 
 
 
この他にもたくさんの工法がありますが、ここではよく使用される6つの「接手」をご紹介させていただきました。
次回は「組手」をご紹介します。