「4」「13」が好かれにくい理由とは?―はづき虹映さんインタビュー(2)

写真拡大

 携帯番号や部屋の号数など、私たちの生活の至るところに数字がある。『誕生日占い』の著作で知られるはづき虹映さんは、『癒しの数字』(ソフトバンククリエイティブ/刊)の中で数字を「計数」ではなく「記号」としてとらえ、その1つ1つの意味を分析し、数字が発している様々なメッセージを受け取って私たちに伝えてくれる。
 「1」には「1」のメッセージが、「2」には「2」のメッセージがあると、はづきさんはつづる。では、それぞれの数字が私たちに伝えてくれるメッセージとは一体どのようなものか? はづきさんへのインタビューから、数字のもう1つの意味を探っていく。今回のそのインタビュー後編をお送りする。

■「4」「13」は“あまり使われたくない”数字?

―誕生日や出席番号など、実は自分たちは様々なところでナンバリングされていますよね。だからこそ、自分に与えられた数字の意味を知ることは大切だと思います。

「そうですね。カバラ数秘術は古代ユダヤから伝わる秘術なのですが、現在でもユダヤ人たちは積極的に使っています。面白い例ですと、外資系企業のホテルのフロントは高層階にあることが多いですが、法則性を見てみるとちゃんとホテルが発展する数字を選んでいます」

―「1」から「9」の数字の中で避けたほうが良い数字はありますか?

「避けたほうがいい数字はないですね。TPOに合わせて、この数字は使ったほうがいい、使わない方がいいというのはありますが」

―例えば、4階がないホテルって時たまありますよね。それは4という数字が死をイメージさせるからという理由によると思うのですが、必ずしもそうではないということなんですね。

「これは本書の中でも触れていますが、「4」が不吉なわけではありません。ただ、「4」と死が結びついているということは説明できます。「4」は静めるエネルギーを持っていますから、生命活動が静まる、つまり「死」が連想されるわけですね。だから、「4」から「死」をイメージするのは間違いではないのですが、そもそも私自身は「死ぬこと」イコール「縁起が悪いこと」だと思うのが良くないと思うのです。生き物は皆、死ぬわけですから、死を遠ざけようとすることが問題ではないかと思います。
また、「4」の裏に隠された意味としては、現実を表します。カバラの中では「13」を特別な数字にしているのですが、この「13」はトランプでいうキングですよね。これは「1+3=4」と「4」グループに属する数字なので、「安定的に国を治める、統治する」という意味なのです。「13」に良いイメージを持っている人は少ないと思いますが、それは支配者の数字であるため、使って欲しくないから、そういったプロパガンダを行っているという側面があると思います。だから私たちは「4」や「13」を上手く使えばいいと思います」

―では、例えば起業したばかりの方が一番重要視すべき数字はなんだと思いますか?

「それは「1」ですね。最初のエネルギーを決めるのは「1」という数字です。矢印を表していますから。起業するということは矢印を放つということですので、やはり「1」が一番大事な数字になると思います」

―そして、大事な数字は企業が成長していく上で変わっていくんですね。

「変わっていきますね。開店日や登記の日に「1」を意識すると悪くないでしょう。バランスよく数字を使って欲しいですね。「9」には「9」の役割がありますし、「4」には「4」の役割がありますから」

―本書をどのような方に読んで欲しいですか?

「是非、数字が嫌いな人に読んで欲しいと思います。だから『癒しの数字』というタイトルにしたのですが、数字には数の部分と文字の部分、2つの要素があります。その文字の部分を知ることで、数字嫌いの人にとって数字の概念が変わると思います。
また、毎日数字に囲まれている人にも読んでほしいですね。特にビジネスパーソンの皆さんでしょうか。普段は単なる数字だと思ってしまいがちですが、そうではないということです」

―では最後に、読者の皆様にメッセージをお願いします。

「おかげさまで『誕生日占い』は累計80万部のシリーズとなりましたが、本書ではその誕生日占いの種明かしをしています。また、誕生日だけではなく、数字であればどの分野でも応用が可能です。携帯電話の番号や会議の人数、数という概念があれば応用できますから、数字のメッセージをちゃんと受け取って良い流れを作ってほしいですね。数字に癒されてほしいです。皆さんがまだ出会っていない、もう1つの数字の意味に出会っていただけたらと思います」

(了)


【関連記事】 元記事はこちら
数字に隠された秘密のメッセージとは?―はづき虹映さんインタビュー(1)
ビジネスで最強の数字は「980」?
ビジネスマンが陥る「デキるつもり」という落とし穴
経済学で「禁煙」してみませんか?