最近ではビヨンセがセレブママの仲間入りを果たし、すでにベビーシッターについてのウワサがあれこれ飛び交っている。他のセレブのベビーシッター(兼家庭教師)はどうなのだろうか?

<Huffington Post>によると、ジェニファー・ロペスやケイティ・ホームズ(とトム・クルーズ)のもとでベビーシッターとして働く人たちは、年間6ケタの(日本でいうと数千万円)報酬が得られることもあるという。だがその高額な給料に値するくらい、スケジュールはキツく、さまざまな条件が求められるとか(これが世の常?)。

まず、代理母はとにかく秘密を守ることが課されている。スカーレット・ヨハンソン主演で話題になった映画『私がクマにキレた理由』の原作、『ティファニーで子育てを(原題:The Nanny Diaries、ベビーシッター兼家庭教師の日記)』のような暴露本を出されたくないセレブは、やはりそれなりの"口止め料"が払われているのだ。

『New York』誌によると、セレブのベビーシッターの給料は、年間7万ドル(約540万円)から13万ドル(約1,000万円)といったところで、これには家庭教師代や他の追加経費は含まれていないという。これを裏付けるかのように、グウィネス・パルトロウとクリス・マーティン(コールドプレイ)は最近、5歳の息子モーゼスくんがラテン語とギリシャ語を習うためには、9万8,000ドル(約750万円)を支払うこともいとわないと報じられた。

というわけで、セレブの子どものベビーシッターを務めるには、かなりの高スペックが要求されるのはほぼ間違いなさそう。グウィネスとクリスは以前にも、「4か国語に堪能で、2つの楽器を演奏できて、さらにスポーツだってOK!」という"スーパーベビーシッター"を募集していたのだ(ここまでくると、日本の某メガヒット・ドラマの家政婦さんあたりが、適役かもしれません...)。

一方、子だくさんで今後も家族が増える(!)とウワサのアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットは、6人の子供たちをうまく世話することができるのならば、年間15万ドル(約1,200万円)を上限として支払う用意があるという。彼らが出した条件は、(特に養子の)子供の母国語を話せることや、大学の学位(教育学または子供の発達(成長)学)を持っていること、そしてアンジーとブラッドのそれぞれの映画撮影などで常に世界中を旅してまわる一家に、(たとえそれが急なことであれ)同行する意思があることなどだそう。

かなりのハードワークと口の堅さ、そしてさまざまな条件が求められるセレブのベビーシッター。高い給料は確かに魅力的かも。