今からはじめても遅くはない!! そんな貴方のための『すぐにはじめる、かんたんニコ生+動画制作セット』

写真拡大




ここ数年のブログが一般化している現実に違和感を感じる人はそうはいないと思うが、すでに今は個人ユーザー単位での動画投稿、生配信なども普通の出来事になっている。ニコニコ動画の運営元であるドワンゴのデータによると、月間利用者は751万人におよび、20代の男女の2人に1人は会員登録をしいるとのこと。

そんな751万人の中で私も動画投稿や生配信をはじめてみたい!! と思い立っても、「何からそろえればいいの?」そんな疑問にぶつかってしまうのではないだろうか。パソコン等の扱いに造詣が深い人であれば何が必要なのかピンとくるであろうが、今までそういったものに触れた事のなかった人にとっては右も左もわからず迷路に迷い込んだ状態になってしまうであろう。

そういった動画投稿をはじめました、はじめたいと思う人達にオススメの『すぐにはじめる、かんたんニコ生+動画制作セット』というパッケージが、インターネット社の運営するオンラインショップ『shop.ssw.jp』で販売されているので、今回は使用感やハウツーを交えて紹介したいと思う。


●まずはパソコンに声を取り込もう
AT-VD3
順を追って紹介していこうと思うのだが、最初はaudio-technica社製のマイク『AT-VD3』だ。付属のミニ端子ケーブルを使いってパソコンに接続することもできるが、別途マイクケーブル(XLR端子)を使いオーディオインタフェース(※1)につなぐことも可能である。

また自宅などでマイクを使うと自分の声以外の生活音が入ってしまうのではないかと気になる方もいるだろうが、この『AT-VD3』は単一指向性(※2)のマイクなので口元に近付けて発せられた声以外は集音せずにカットしてくれるので心配無用である。

●喋りたい、歌いたい、曲をかけたい
US-125M front
続いて紹介するのはTASCAM社のオーディオインタフェース『US-125M』。この製品はインタフェースの機能だけに留まらず、多チャンネル入力可能なオーディオミキサーとしての機能も備えている優れ物だ。

新しい事をはじめた当初と言うのはついつい欲張ってしまうものだが、その点でこの『US-125M』は前面部に各入力のボリュームがついているので、初心者にもすぐに使いこなしやすい優しい設計になっているのだ。通常このような機器との接続に必要なドライバは、USBケーブルでパソコンにつなぐとすぐに使用可能になり、あとはパソコン内のサウンドデバイスに『US-125M』を選択をするだけで他に難しい設定をするようものは必要ない。
US-125M Rear
『US-125M』はマイクの接続以外に複数の音声入力に対応しているので一つずつ解説しよう。背面には「LINE IN」にRCAケーブルなどでつなぐ事で外部オーディオ機器からの音声の入力ができ、他にも「INST IN」にギターやベースなど通常のオーディオ機器とは電圧が違う楽器の接続にも対応しているので、外部オーディオからの音楽に合わせて歌や楽器の音声も重ねて取り込むことができるのだ。
MICIN
外部のオーディオ機器を使わない場合でも、「computer」のボリュームのツマミを上げれば、パソコンで再生した音楽データも取り込める。あとは前面部にある各々のツマミを使って自分好みのバランスに整えることができるので、ここまで完了すれば『ニコニコ生放送』などを使用して日本中はたまた世界中に雑談放送や生演奏をしながらの放送など様々な番組配信をすることが可能になる。

あれもこれもしたいという欲張りな人のニーズであっても『US-125M』は十二分に応えられるポテンシャルがあると言えよう。

●配信の次は動画制作に挑戦してみよう
ニコニコムービーメーカー
最後に紹介するのはインターネット社が開発・販売をしている『ニコニコムービーメーカー(動画)(※以下NMM)』だ。簡単に説明をすると『NMM』内に映像チャンネルが2つ用意されており、動画や静止画等の素材を制作者が好きなように編集して自分だけのオリジナルな動画制作を可能にしてくれるソフトである。

NMM01
メジャーな動画ファイルのフォーマットのほぼすべてに対応しており、静止画はJPEGやBMPなどの画像ファイルが使用可能。これは一例であるが漫画を手書きをしたのちにスキャナなどで取り込んだ上でテキストの挿入もできるので、吹き出しに文章を埋め込んで紙芝居のような見せ方も可能にし、制作者の発想力次第で色んなタイプの映像を作ることもできるのだ。
NMM02
続いて編集の方法へ進んでみよう。基本の操作は主に3ステップで完結するのだが、まず最初はソフト内のエクスプローラーで動画や静止画をマウスで選択して『NMM』のタイムラインにドロップすることで取り込める。あとは作者の好きなように映像のカット割りを調整していくのを積み重ねていくだけだ。

ちなみに携帯電話で撮った映像の取り込みやウェブカメラなどをつなぐこともできるので、その場で新たな映像ファイルを録画してすぐさま編集することも可能。より直観的に動画作成が可能になっている。動画編集ソフトは敷居が高いと思われがちだが、『NMM』は必要なユーザーインタフェースが簡潔にまとめられているので目的の機能を探し当てることができる。

●映像の下ごしらえができたら最後の味付けを
NMM EFX
通常の編集機能に加えて動画のフェードイン、フェードアウトといったポピュラーな特殊効果をはじめとして30種類を超えるエフェクトが使え、2つある映像チャンネルを切り替える特殊効果エフェクトも140種類以上のテンプレートが用意されている。

実際にエフェクトをかける方法も使いたい特殊効果を選択し、動画が並んでいるタイムラインまでマウスでドラッグ&ドロップをするだけなので、あとはプレビュー画面を見ながら各エフェクトを調整、組み合わせて自分のイメージに作り込むことが可能だ。

NMM SOUND EFX
音声面に関してだが、さきほど紹介した『US-125M』を使用して『NNM』で最大256トラックの音声を高音質で録音・編集・19種類の多彩なエフェクトによる加工ができる。動画に合わせたナレーションや演奏を最大256トラック重ねることができるので、専門機器やソフトに劣らない作品を貴方の部屋で生み出す事ができるのだ。

なお『NMM』に『ニコニコ動画』のアカウント設定をしておけば直接動画のアップロードが可能になり、完成したその瞬間に最適化されたファーマットで投稿することができるので、エンコードなどの難しい作業も必要としないのである。なんと粋な仕様!!

●使い方はわかったけど肝心の…
ただ実際にこのソフトを触れる人の中にはビデオカメラや楽器を持っていない人もいるであろう。だがそんな人でも『NMM』から無料で使用できる映像や音声素材が多数アップロードされている『ニコニ・コモンズ』(※3)へクリック一つでアクセスすることができる。

つまり『すぐにはじめる、かんたんニコ生+動画制作セット』が家に届いてからすぐに動画&音源制作ライフをはじめることができるのだ。あとは貴方のセンスを活かして自分だけのオリジナル動画を思う存分に作ってみてほしい。

記者自身も『ニコニココモンズ』の素材と自作のインスト曲で『NNM』でいきおいのままに動画を作ってみたので参考までにどうぞ。いつの日かこの記事を読んでいた読者の方の動画を視聴できる日が来るのを今から心待ちにしています。


http://www.youtube.com/watch?v=NvnkoqKyg1Y

各商品の仕様詳細はホームページでご確認ください。
shop.ssw.jpホームページ
すぐにはじめる、かんたんニコ生+動画制作セット

※1 オーディオインタフェース。音声録音、再生に特化した外部装置。USBなどで外部接続でつなぐ事によりパソコンや周辺機器の影響によるノイズを低減する事ができる。

※2 単一指向性。正面に対して感度がよいものをいう。特定の方向以外の音を拾いにくいためハウリングやかぶりに強い。そのため舞台でのスピーチや楽器の拡声などに多く使われるマイクを主に言う。

※3 『ニコニ・コモンズ』。一部素材によっては素材製作者による使用規約があるので、規約に則った上での使用を厳守してほしい。