韓国与党のハンナラ党が2日、人気の回復を狙い14年3カ月間使用した「ハンナラ党」から「セヌリ党」に改名した。だが、これについて、韓国のインターネット上には「名前が幼稚すぎる」などと非難の声が殺到している。

ハンナラ党非常対策委員会は同日午前、国会で全体会議を開き、党名の改定案を議決した。13日の全国委員会議決手続きを経れば、ハンナラ党の党名は「セヌリ党」へと最終決定する。

だが、ネットユーザーたちは新しい党名に厳しい視線を向けているようで、コミュニティーサイトやSNSには、「セヌリ党」に対するコメントが殺到している。

「野党よりまし」といった肯定的な意見もあるが、多くは「ハンナラより最悪」「期待以下」「国民をバカにしているのか」「新(韓国語で新は「セ」)しい既得権を増やす(韓国語で「ヌリ」)という意味か?」「非常に幼稚だ」「隣の家が飼っている犬の名前がセヌリなんだけど」などといった批判コメントが多い。

実際、世論調査会社「リアルメーター」が2日に全国調査を行ったところ、「セヌリ党」の名前が「気に入った」と答えた人は2割(21.2%)に過ぎなかった。反対に「気に入らない」と答えた人は38.0%に上り、「分からない/無回答」(40.8%)と合わせると、実に約8割の人が気に入らなかったり改名に興味自体が無いことが分かった。

韓国の保守系月刊誌「月刊朝鮮」の趙甲濟(チョ・ガプチェ)元編集長は、「“ハンナラ党”は国をひとつにするという名前だったが、“セヌリ党”は新世界を作ろうという意味が込められている。これは愛国心をステ、国際主義に向おうという意味ではないのか?」と批判。さらに、「そもそも発音がしにくい。幼稚園の名前なら構わないが」と皮肉を込めて語っている。

参照:ハンナラバイバイ、「セヌリ党」にネットユーザー「幼稚園の名前か」 - 国民日報
参照:「国民21%、セヌリ党の名前気に入った」 - イーデイリー

(文:林由美)

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