移籍破談のテベスが現状に不満「マンCから出たかった」

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 ミランやインテル、パリSGへの移籍が噂されながらも、マンチェスター・Cに残留することが決まったアルゼンチン代表FWカルロス・テベス。代理人を務めるキア・ジョブラシアン氏は、3チームとの交渉が行われたものの、シティと金銭的な折り合いがつかなかったことを明らかにした。

 しかし依然としてシティとテベスの関係は修復されておらず、チーム側も放出を希望しているため、出場機会が与えられる可能性は低いと考えられている。テベスはドイツ紙『キッカー』に対し、複雑な胸中を語った。

「現状は、僕にとってかなり不思議な感じだよ。このチームを出たかったし、実際にオファーも来ていた。だけどシティがオファーをまったく受け入れてくれなかったんだ」

 また、テベスは今後も移籍を希望する姿勢を変えるつもりはないと明言。とはいえ、シティの意向次第では、今夏の移籍市場でも同じことが繰り返される可能性があると懸念する姿勢を示している。

「たとえレンタルだとしても、僕は移籍したいと思っている。ただ、ミランやインテルとの交渉が決裂したことを考えると、シティがレンタルで僕を放出してくれるのは分からない」

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