わずか24時間のうちに、インテルのクラウディオ・ラニエリ監督による招集メンバー入りから、パリ・サンジェルマン(PSG)のカルロ・アンチェロッティ監督による初練習へ。MFチアゴ・モッタは1日の入団会見で、インテルからPSGへ移籍した理由について、キャリアだけではなく、人生としての選択だと説明した。

「インテルと問題を抱えたことはまったくない。ここに来たのは、個人的かつプロとしての選択だ。『変化のときだ』と感じたんだよ。アンチェロッティ監督がいなかったら、PSGからのオファーを考えたかどうかわからない。アンチェロッティと一緒にチャンスが来たって感じかな。だから、彼がいなかったら…なんてことを聞いても意味がないよ」

T・モッタは1日に新チームメートたちとトレーニングしている。約100人のサポーターが見守る中、1時間20分の練習をこなした。T・モッタはリーグアンでプレーすることで、イタリア代表の座を失うことは恐れていないようだ。

「大事なのはプレーすることだ。いつも良いプレーをすることだよ。そうすれば、(チェーザレ・)プランデッリ監督の目にも入るはずだ。EURO出場が目標なのは変わらない。競争は激しいけどね」

なお、アンチェロッティ監督はフランスで指揮を執るのに義務とされる救急の資格を取得した。数時間のレッスンを経て、練習場でテストを受けて合格している。