111206NEWSzk01.jpgヨーロッパの発酵フードといえばまず、「ザワークラウト」。ザワークラウトとは酸っぱいキャベツという意味。その名の通り、酸味の高いキャベツの漬け物です。

元々はドイツの名物料理で、特に北部ヨーロッパでポピュラーですが、フランスでもマルシェやお惣菜屋さんでは、気軽に自家製を購入することができます。豚肉ボイルや、ソーセージの付け合わせとしてよく食べられますが、パリのカフェでは、ベジタリアンのための盛り合わせプレートを彩る一品としても人気です。

それもそのはず、ザワーグラウトは、ビューティフードなのです!

その秘密は、特徴的なすっぱさにあります。実は、ザワークラウトのすっぱさは、酢を使っているからではなく、キャベツを乳酸発酵させているからなんです。

乳酸菌は、腸内の環境を整え、タンパク質の消化吸収を促進します。さらに、乳酸を大量に作ることによって他の菌の増殖を抑えるので、乳酸発酵した食べ物は、日持ちがいいので保存食としても食べられてきました。

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また、キャベツは、出血を止める働きのあるビタミンKや、胃の粘膜を健康に保つビタミンUもたっぷり含有しています。そして、キャベツの葉2枚分で、レモン3/2個と同量のビタミンCが含まれているんですよ。

ザワーグラウト発祥の地ドイツでは、ビタミンCの含有量が飛び抜けて多いことから、ザワークラウトは、冬のビタミン補給源として貴重な漬け物だったとか。

111206NEWSzk03.jpgザワークラウトの作り方は簡単で、基本はキャベツと塩。そこに加える香辛料のチョイスやアレンジによって、レシピも様々にあります。

ちなみに、よくザワークラウトに使われるスパイス、キャラウェイシード(右写真)には『自分の心を鎮め、恋人の心を惹き付け、離さない』など、恋の秘薬効果もあるそう。

丸ごと買ったキャベツが残ったら、是非ザワークラフトにしてみましょう!

text by 豊島由佳
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photo.jpgフランス・パリを拠点に、幼少期より学び親しんだ能といった古典、伝説や神話、アミニズムなど、自然から生まれる日本のイマジネーションやその世界観を物語る映像作品を作っている。
www.yukatoyoshima.fr


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