難関資格に短期間で、確実に受かる3つのコツ

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 キャリアアップを目指す時、価値の高い資格の取得は、一つの近道だといえます。
しかし、社会人として仕事をこなしながらの資格取得となると、まず勉強時間を確保するだけでも大変です。しかも資格試験は結果が全て。合格できなければ、1分も勉強しなかった人と同じです。限られた時間の中で、確実に成果を出すには、どうすればよいのでしょうか。
 税理士として活躍する原尚美さんは、7人家族の主婦で、毎日5回の食事の支度など家事に忙殺される生活のなかで、自分のアイデンティティを求め、知識ゼロから4年で税理士試験に合格したツワモノ。常に家族の都合が優先され、最大でも一日3時間しか自由時間がないという厳しい条件のなか、原さんは最小限の時間で、最大の効果をかちとる勉強方法で、見事ハンデを乗り越えたのです。
 『7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法』(中経出版/刊)はそんな原さんが考案した効率的な勉強法の数々が紹介されています。

■ノートを取らない
 勉強する時の習慣として「ノートをとる」というものがありますが、専門学校の講義の内容は、90%がすでに教科書に書いてある内容ばかりです。また、「ノ―トを書く」という作業に時間をとられてしまい、それだけで目標を達成した気分なりがちです。それならばノートは取らず、テキストに書かれていない内容だけをテキストに書き込んでしまう方が合理的。授業中、自分が大事だと思った箇所と先生が大事だと思った箇所にマーカーを引けば、講義の内容をインプットするという本来の目的が果たせます。

■応用力を高めるために「タグ付け」をクセにする
 勉強のできる人とは、インプットした内容を自分の中で整理し、必要な情報を必要なときにアウトプットできる人のことをいいます。
 アウトプット力を鍛えるためには、「知識の関連づけ」が必須。たとえば「A」という理論を覚える時、その知識を単体で覚えるだけでなく「A´」「A”」といった周辺の知識とタグ付けして覚えることが肝心です。
 原さんは、問題集に貼る付箋の位置に意味をもたせることで、問題集をミスノート代わりに使ったり、本番で大切なタグ付けの習慣を身につけたりと、アウトプット力を鍛えるノウハウが満載です。

■本番では、自己採点しながら問題を解く
 普段のテストでは高得点がとれるのに、本番では実力が発揮できない方のために、本番で原さんが実践している、とっておきの「見直しの技術」も紹介されています。まず、問題を解くまえに、時間配分と問題を解く順番を決めるのはもちろんのこと、出題者の気持ちになって配点基準まで予測をします。そして、問題を解きながら、自己採点をしていくのです。この自己採点の仕方に、確実に合格点をとるための秘訣が隠されています。
 
 本書には、原さんが実践して効果があった勉強法や、勉強する環境の作り方、本番でいかに得点を稼ぐかにいたるまで、試験の合格するための効率的なノウハウが詰まっています。そのひとつひとつが、仕事で一日の大半が潰れてしまう状況にも負けずに資格試験合格を目指す人にとって大きな助けとなるはずです。
(新刊JP編集部/山田洋介)


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