中国浙江省の漁船「浙台漁運32066」号が1月17日午後3時ごろ、済州島以南の韓国の排他的経済水域(EEZ)で韓国海洋警察の取り調べを受けた際、海洋警察が汽笛や停船警告を出さずに強硬乗船し、違法操業をしたか否かの検査もせずに、13名の船員を殴打し、船長を含め3人が意識不明になったとの報道が1月31日、中国国内で報じられた。同報道を受け、中国ネット上では韓国に対する非難の声が高まった。

 環球時報によれば、13名の船員全員が海洋警察から暴力を受け、1人の海洋警察隊員は警告射撃も行ったほか、船員は全員手錠をかけられたうえに殴る蹴るの暴行を受けたという。

 韓国側は、「中国漁船の船員が暴力で抵抗した」と発表したが、記事は「実際は、漁船が取り調べを受けた時、船長以外は全員寝ていた。海洋警察は上船して速やかに操舵(そうだ)室を抑え、船長を殴打した。ほかの船員は物音を聞いてから操舵室へ来たが、すべての過程において船員は暴力行為をしていない」と反論した。

 韓国海洋警察は通常、取り調べ時に過程を録画しているはずだが、中国の領事館が証拠と資料の提出を求めると、韓国海洋警察は提出を拒否したという。

 同報道に対して、中国のネットユーザーからは、「中国漁船が武装することを支持する」、「外交やその他の方法で制裁を加えるべき」などの意見のほか、怒りにまかせて韓国をののしるコメントが殺到した。(編集担当:及川源十郎)