L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語<br />© BeeTV
 2005年に公開された映画『パッチギ!』や初主演ドラマ『1リットルの涙』での演技が高く評価され、数多くの映画賞や新人賞を受賞した沢尻エリカ(25)。2007年9月に公開された映画『クローズド・ノート』を最後に、女優としての活動を休止していた彼女が、本日2月1日よりBeeTVにて配信開始となったドラマ『L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』で4年半振りに女優復帰。本作で一人二役を演じる沢尻エリカの素顔や、ドラマの見所などについて、本作の監督・脚本を務める寒竹ゆりに話を聞いた。

 『L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』は、見た目も性格も対照的な女性“絵瑠(エル/L)”と“絵夢(エム/M)”を主人公に、同時進行する2つの物語が絡み合い、やがて一つの物語へと繋がっていくラブストーリー。仕事をバリバリこなし、キレイでカッコいいが、恋愛に関しては純情で奥手な女性“絵瑠”と、純情で明るく、可愛らしいが、恋愛に関しては積極的で小悪魔タイプな女性“絵夢”を沢尻エリカが一人二役で演じる。

“絵瑠”と“絵夢”

 監督・脚本を手掛ける寒竹ゆりは、岩井俊二監督に師事し、2009年に佐々木希主演の『天使の恋』で長編映画の監督デビューを果たすと、昨年はAKB48初のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued』の監督も担当。“絵瑠”と“絵夢”について、寒竹は「最初にエリカとも話したんですけど、単純に“絵瑠”と“絵夢”という女の子がいるというより、一人の女の子でも、“絵瑠”みたいな強気な部分もあるし、“絵夢”みたいな可愛らしい部分もあるし、色んな部分があるじゃないですか。人間だからすごく多面的なので、色んな女の子の色んな面を代表して“絵瑠”と“絵夢”に振り分けて演じてもらったので。揺れ動く感じとか、影響し合う感じとか、その先にどう変わるかというのも描きたかったんです。」と語っている。

“イイ女”とは?

 「本当にイイ女とは?」「自分の運命のヒトとは?」をテーマに、対照的な2人の女性によってリアルに描かれる繊細な女心。“いい女”とは何かと尋ねると、寒竹は「最初エリカにも同じことを聞かれたんですけど、その年なりの“愛するということ”を知ることですね。お互い素直になって、自分のことだけじゃなく、相手のことを思って愛するということは、二十歳の頃は出来なかったんですよね。この先30歳、40歳になるとまた違う愛の形かもしれないし、今の時点で言えるのは、それを意識し出したのはエリカの年頃だった気がして。“絵夢”は25歳の役なので、等身大の彼女を描く時、エリカが何を思っているのか興味が沸きました。」と述べている。

沢尻エリカの素顔

 また、4年半振りの女優復帰を果たす沢尻については「本当に、役者になるために生まれて来た人ですね。スチールを見ても綺麗だし、CMでも魅力的なんだけど、やっぱり演技をした時の破壊力はもの凄いんですよね。彼女が画面の中で笑ったり泣いたりすると、シナリオが喜ぶんですよ。すごい役者が戻ってきたと思います。」と絶賛。今後の彼女については「ブランクがあった分、その反動でこれからもっと色んな役を演じて欲しいなと思います。エリカはコメディがすごく向いてると思う瞬間がありまして、変なことをやらせると、水を得た魚のようにすごく嬉しそうにやるんですよ。今オンエアしているCMもそうだけど、割とこの人こういうの好きなんだなという瞬間がすごくあって(笑)。普段は三枚目なので、面白いと思います。」と意外な素顔を伝えた。

 『L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』は2月1日よりBeeTVで配信開始。さらに「BeeTV」での視聴に加えて、国内外の新作映画から、ドラマ、アニメ、音楽、BeeTVの人気オリジナル番組など5,000タイトル以上が定額525円で全部見放題となる、ドコモの動画サービス「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」でも視聴可能。こちらは本日よりサービス対応機種が拡張しているので、ぜひチェックを。

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