先日行なわれたゴールデン・グローブ賞では、マリリン・モンローに扮した最新作『マリリン 7日間の恋』が絶賛され、コメディー/ミュージカル部門で主演女優賞を手にしたミシェル・ウィリアムズ。数多くの出演オファーが殺到していると思われる彼女だが、どうやら今後のスケジュールは白紙のようだ。

先日行なわれた第18回映画俳優組合(SAG)賞の授賞式に、ヴァレンティノの赤のドレスで出席したミシェル。インタビュアーから次回作について聞かれると、「何もないのよ」と答えた。「本当にないの? ちょっと休暇を取るってこと?」と言うインタビュアーに対し、「そうなのよ。母親業に専念するかな」と、休みを取ることを示唆していた。

また、「こういったイベントのときは、娘のマチルダちゃんはどうしているの? 今回はまだ明るい時間のイベントだけど、前回一緒にお話ししたときはゴールデン・グローブ賞やそのアフターパーティーで、かなり遅い時間だったわよね? マチルダちゃんは、レッドカーペットに現れるママをTVで見たりするのかしら」という質問には、「(レッドカーペットでの華々しい姿を見て)女優という仕事を誤解されかねないから、あまり見せたいとは思わないわ。もう少し大きくなれば見せるかもしれないけど、今はまだ...ね」と答えた。

映画『ブロークバック・マウンテン』で共演し、マチルダちゃんの父親でもある故ヒース・レジャーが亡くなったときには、マスコミからの攻撃をかわすのに大変だったと告白しているミシェル。愛する娘をきちんと育てたいという気持ちが、彼女の答えから十分に伝わってくる。

ミシェル・ウィリアムズ 撮影の裏側