20代の理想的な働き方は“仕事に没頭”

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 4月から就職を控えている学生さんも多いと思いますが、入社したて頃は自分がどのように働いていいのか分からないことが多いのではないでしょうか。
 しかし、“種まきの期間”というように、20代の働き方がその後の人生に大きく影響するのも事実。だからこそ、様々な経験をしておきたいもの。『20代のうちに知っておきたい100の黄金ルール』(大塚寿/著、PHP研究所/刊)では、元リクルートの著者が、20代の働き方を若手ビジネスパーソンに伝授します。

 ここでは、本書から特に新入社員から20代前半に経験しておきたい3つのルールをご紹介します。

■入社三年目までは猛烈に仕事をこなせ
 近年、「ワーク・ライフ・バランス」という概念が知れ渡るようになり、私生活を活性化させようという機運がビジネスパーソンの間に高まってきました。
 しかし大塚さんは、それは入社三年目以降の話であり、三年目までは早く仕事を覚えるために猛烈な三年を送るほうが良いと述べます。その期間は何でもする。下っ端は「自分の仕事ではありません」と線を引く権限はありません。もちろん、失敗もするはずですが、失敗が許されるのは若手のうち。だからこそ、入社三年目までは仕事に没頭すべきです。

■まずは「小さな一勝」を
 大塚さんはできれば20代前半までに体験して欲しいことの一つに「成功体験」をあげています。それまでどんなに連敗していても、その一勝を経験していることが後に重要になるのです。
 「勝ち」の経験は、自信を生みます。そして、その自信が積極性を生み、行動へとつながります、ビジネスはアクションを起こさなければ上手くいきません。その原点となる「小さな成功」は、必ず若手のうちに経験しておきたいものです。

■愚痴のはけ口を見つけておけ
 愚痴を言うビジネスパーソンは成長できないと主張するビジネス書もありますが、大塚さんは、全力でやっているからこそ周囲の人たちとの軋轢は起こるだろうし、愚痴をこぼさないことで逆に不満が溜め込んでしまうといいます。
 「愚痴るヤツはかっこ悪い」という美学や価値観にこだわって愚痴を溜め込んでしまっていると、いつかメンタルの部分でガタが来ます。だからこそ、愚痴を言える相手を見つけておくべきなのです。もちろん、ほかにストレス解消の手段があれば、そちらを行うのも良いでしょう。

 ビジネスパーソン人生は、20代のうちにどのように働くか、どのような体験をするかによって大きく決定することは、大塚さんだけでなく様々な人が指摘しています。
 若いうちに成功も失敗も経験することで、30代、40代になったときに的確な意思決定が出来るようになり、また部下や後輩たちの指導も自らの経験をもとに教えられるようになります。

 本書では仕事だけでなく、就職活動にはじまり、お金や人間関係、キャリアにいたる9つのトピックから、20代のうちに知っておきたいルールを大塚さんが紹介します。実りのある人生を送るために、まずは仕事に没頭してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



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