韓国では1月23日に旧正月を迎えた。韓国には日本と同じように、子どもたちへお年玉をあげる風習がある。韓国人ブロガーのナララポ(ハンドルネーム)さんは、日本と韓国のお年玉事情について比較した。

 ナララポさんは、日本の正月は韓国とは違い1月1日だが、子どもにお年玉をあげる風習は同じだと説明する。その上で、「日本の小学生にあげるお年玉はどれくらいだと思うか?」と質問を投げかけ、日本の調査会社が発表した「1位、2〜3000円」、「2位、5000円」、「3位、1000円」、「4位、自分がもらう立場」、「5位、500円」との結果を紹介した。

 「今はレートの関係で韓国ウォンに換算すると高額になるが、日本の物価を考えたらちょうどいい水準のようだ」と述べ、一方で韓国は1万ウォン(約680円)程度が普通だと説明。「だが、最近は3万〜5万ウォン(約2000円〜3400円)くらい包まなければならなくなった」とし、お年玉は大人にとって大きな負担になっているとつづった。

 韓国人ブロガーのbullさんは、日本メディアが報じたお年玉関連ニュースを紹介し、「日本もお年玉があるが、金額は韓国よりも大きいようだ」と日本のお年玉金額に驚きを示した。

 記事には、子どもにあげるのは「お年玉」だが、母や祖父母へのお小遣いは「お年賀」、上司の子どもへは「文具料」になるとの説明があった上で、「韓国のお年玉に『お年賀』という概念はない。上司の子どもにまで『文具料』をあげるのは行き過ぎではないか」と考察し、韓国にはない日本のお年玉文化について、驚きを示した。(編集担当:新川悠)