昨年、韓国女性アイドルグループのパロディAVが日本で制作されたことに対して、韓国のネットユーザーから大批判の声があがった。この批判には、「わが国のアイドルを侮辱するな」という怒りと同時に、「韓国女性は貞節を守らなければならない」という叫びが反映されていたのではないだろうか。厳格な儒教思想にもとづく貞操観念は、今の韓国にも息づいているのか。近くて遠い国の「秘密の閨房」へと足を踏み入れよう。

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近年、日本人が韓国人に抱くイメージは、韓流スターに負うところが多い。男は、ペ・ヨンジュンばりに「イケメンのマッチョ」、女だとKARAや少女時代の「スタイル抜群でセクシー」に集約されそうだ。

そんな男女の愛欲となれば、上カルビにニンニクと唐辛子たっぷりの秘伝ダレをからませたような(!?)、脂っこい連想をしてしまう。ところが、彼らのリアルな性生活には、意外な隠し味がちりばめられていた。

まずは青少年のセックス事情から。韓国の省庁「女性家族部」が2010年、中学生から19歳未満の男女1万8544人を対象に調査したところ――性経験率は3.2%(男子4.5%、女子1.6%)という実態が判明した。経験者の平均初体験年齢は15.6歳だった。

同じ年に韓国女性人権振興院が行なった「青少年性文化意識調査」では、性経験率が7.3%と少しだけ上昇する。だが、平均初体験年齢15.4歳と同じ傾向を示した。

韓国の若者カルチャーに詳しいフリーライターはいう。

「いまだに根強い儒教思想に束縛され、結婚まで純潔を守るべきだと信じている女子が多い。一方、男子は“大学で人生が決まる”といわれるほどの過酷かつ強烈な受験戦線の真っ只中にいます。とてもセックスどころじゃありません。男子はもっぱらエロサイトでオナニーです」

ちなみに日本の場合、高校生男女ともセックス経験者は30%近い(日本性教育協会の2005年調査より)。

※週刊ポスト2012年2月10日号