インテル敗戦するも、長友は及第点「一瞬も止まらなかった」/伊紙

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 セリエA第20節が29日に行われ、インテルはアウェーでレッチェと対戦したが前半に喫した1失点が響き、0−1で敗れた。7連勝中だったインテルが敗れたのは実に8試合ぶり。上位との差を縮めるために勝ち点3を獲得したい一戦だったが、ポイント獲得には至っていない。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は試合の採点を発表。左サイドバックとして先発フル出場したインテルの日本代表DF長友佑都には、「6」を与えた。寸評では、「一瞬も止まることなく攻撃やボールの奪取を続けていた。与えられた役割を十分にこなし、評価に値した」と、敗戦という結果ながら、個人のパフォーマンスとしては及第点が与えられるものだったとの見解を示した。

 一方、課題としては、「ラストパスを放たなければならない際に、高い精度のプレーができなかった」という点を指摘し、攻撃面でのパフォーマンスの向上を求めている。

 なお、インテルで最も高評価を受けたのはジュリオ・セザルで「6.5」。全体としてはレッチェのマッシミリアーノ・ベナッシで、「7.5」が与えられている。

[写真]=FOTO SINO

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