全国求人情報協会がまとめた11年12月分の「求人広告掲載件数等集計結果」によると、求人メディア全体の広告掲載件数は43万7900件(前年同月比20.3%増)で、21カ月連続で増加した。前月は伸びがやや鈍化していたが、再び20%を超える増加を記録した。

 求人広告掲載件数をメディア別に見ると、有料求人情報誌4万4644件(同14.9%増)、フリーペーパー15万9178件(同42.9%増)、折込求人紙5万1645件(同6.9%増)、求人サイト18万2433件(同10.2%増)。

 地域別に見ると、北海道・東北2万2596件(前年同月比33.3%増)、関東・甲信越8万6239件(同39.4%増)、中部・北陸3万7533件(同34.4%増)、近畿4万5168件(同27.7%増)、中国・四国1万9970件(同7.6%減)、九州・沖縄4万3961件(同26.2%増)。中国・四国は10年6月以来の減少となった。

 また、同協会が会員求人メディアの営業担当者や編集担当者123人から回答を得た「ウォッチャー調査(調査期間:11年12月27日〜12年1月10日)」によると、11年12月時点の企業の求人意欲は、正社員、アルバイト・パート、派遣・業務請負のいずれも大きく低下した。

 正社員の求人意欲に対する回答の割合を見ると、「高い」(5.7%)、「やや高い」(34.1%)、「変わらない」(30.1%)、「やや低い」(22.0%)、「低い」(8.1%)で、「やや低い」「低い」の合計が30%を上回ったのは、10年12月以来。

 一方、求人意欲の先行き(3カ月後の求人意欲)は、正社員(15.0ポイント増)、アルバイト・パート(12.7ポイント増)、派遣・業務請負(15.5ポイント増)のいずれも大きく上昇しており、1月以降は求人意欲の高まりが見込まれている。

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