『やらなくてもいい、できなくてもいい。』より、グッと来たところを少しずつ紹介していきます。
「やるべきこと」というのは自分の外側で勝手に増えていきますが、「やりたいこと」というのは、自分の内側からしか出てきません。あなたが何に興味を持っているのか、どんな人間なのかが、やりたいことリストを見ると一目瞭然です。そして、半年や一年に1回、そのリストを見直すことで、自分の軸に立ち返り、ブレずに生きていくことができるのです。
「やりたいことリスト」を作ればいい、ということが分かっても、なかなかリスト作りに着手できない、という人は少なくないでしょう。
最近スタートしたブログメディア道場では、最初に「自分史」を書いてもらいます。自分で言うのもなんですが、なかなか手強い課題です。
「やりたいことリスト」にしても「自分史」にしても、普段の生活からは縁遠いものです。恋人の実家の敷居のようなもので、またぐのに心理的な負荷を感じるのです。
こうした「アウェー」を乗り越えるための唯一の方法は、少しずつ時間をかけて切り崩していくこと。
「アウェー」なものほど「今は時間がないから、週末に一気にやろう」と、あたかも大事に取っておくかのような姿勢を見せるものです。
でもその実、単にその場しのぎの言い訳をしているだけ。
一方、「ホーム」なものであれば、何の抵抗もなく取り掛かることができますし、大好きなものなら少しでも時間が空けば「寸暇を惜しんで」取り組んでしまうでしょう。
たとえば、僕自身は米国のシリーズドラマのファンで、ほんの数分でも時間が空けばiPhoneのHuluで視聴してしまいます(これほどの執着力が発揮できれば、およそどんなことでも乗り越えられる気がします)。
好きになってしまえば、特に凝った工夫を考えなくても済むのです。
好きになるまでは、工夫が必要です。
「やりたいことリスト」についても、同書では100個挙げる、と書かれていますが、一気に100個を思いつくのは大変です。それ以上に「100個挙げないといけない」という義務感に囚われると苦しくなります。
そこで、1日に1つだけ考えてリストに書き加える、というルールを導入します。毎日1つ、頭に浮かんだ「やりたいこと」をリストに書き加えます。このとき、たくさん浮かんでも1つしか書いてはいけません。
こうすることで、100個挙げ終えるまでに100日かかってしまいますが、100日たてば確実に100個になる、ということでもあります。
ただ、実際には100日かかりません。途中で「こんなにたくさん思いついているのに書かないのはもったいない!」ということで、ルールが良い意味で破壊され、加速がつくからです。






