もっとも生野アナも負けてはない。人気面では加藤アナに譲るにしても、前記の“好きな女子アナ”ランクでは加藤アナに次いで2位に選ばれているからだ。
 「生野アナは先輩だし、人気がないわけではない。だから加藤アナの野望を読んでいて、陰では“逆潰し”を目論んでいるんです」(制作関係者)

 しかし、現時点で生野アナを支える局内の基盤は弱い。そのため生野アナは禁断の秘策を画策中だという。
 「フジの派閥は、大きく分けて朝番組系と夜番組系に別れている。朝番組の基本は中野派。夜番組は、平井理央アナ(29)率いる“平井派”なんです。ショーパンはこの平井派にスリ寄って、カトパンに徹底対抗しようとしているんです」(前出・小林)

 なにしろ平井アナと中野アナの敵対関係はあまりに有名。'06年、後輩アナの男性関係をめぐってトラブルに発展。フジのトイレに平井アナを呼び出し「平井、人のカレ氏とヤルんじゃねぇ」と平井アナの股間に“マン蹴り”を喰らわしたのは、伝説的な話。
 「生野アナが平井アナとタッグを組めば、夜番組に寝返ることになる。つまり中野、加藤VS平井、生野の構図ができ上がる。いま中野派は20人前後、対して平井派は10人にも満たない。しかし、中野アナがフリーになり加藤アナがボスになれば若いだけにやっかみを買い、離脱者も出てくるはず。人数も拮抗するでしょう。お互いの狙いは、憎き相手の下半身問題を探しマスコミにリーク。評価を下げること」(芸能関係者)

 それでなくても『めざましテレビ』には、さらなる火ダネも残している。フリーアナの皆藤愛子(28)だ。
 「大学在学中の'05年から出演していてキャリアだけでなく、年齢もカトパン、ショーパンより上。フリーですが、いまやどんどん扱いづらい存在になっている。皆藤は男性スキャンダルがなく“処女”として男性人気は抜群ですが、ギャラも局アナの倍以上と高い。彼女の存在は重荷になってきている」(某プロデューサー)

 テレビ不況の折、どこの局も台所事情は厳しい。ましてやフジテレビは視聴率三冠王を8年ぶりに日本テレビに奪還され、最近ではテレビ朝日の追い上げに苦戦。そんななか、どの局も頭を痛めているのがフリーアナの経費だ。
 「人気があるので切るに切れない。かといって番組の中心である生野アナでも、皆藤には注意できないんですよ。しかも、皆藤は加藤アナとは決して良好関係ではない。ニックネームの“愛ちゃん”で呼ぶと嫌な顔をしますからね。『めざまし−−』はかわいい女子アナを何人も揃えていますが、一歩、裏に回ればフジの火薬庫です」(前出・某プロデューサー)

 女同士の争いはとてもとても怖い!