韓国で大問題になった「裸の卒業儀式」は今年も敢行されるのか?

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2010年、韓国の小中高校で「裸の卒業式」がひそかに恒例行事になっていることが発覚した。関連写真や動画がネット上に掲載され明るみになったのだが、制服を切り裂いたり、体に小麦粉やケチャップを塗りたくるなど内容があまりに酷いことから、李大統領が「間違った文化」と指摘するほど大問題となった。

あれから取り締まりが強化されたが、隠れて敢行する者は後を絶たず、“恒例の儀式”は完全には撲滅できていない。今年も卒業式シーズンが近づき、各地域では学生たちの暴走を防ぐためさまざまな対応策が講じられている。

江原道では、強圧的で暴力的な卒業式の打ち上げを防止するため、学生が中心となった全員参加型の卒業式を行うという。同道にある洪川女子高校では、卒業証書の授与だけではつまらないことから、在校生による演奏、思い出のビデオ上映などを行う。

京畿道は、家族と一緒に参加する卒業式を開く方針で、学生には事前に暴力予防教育を行い「健全な卒業式文化」を誘導する。同道教育庁の関係者は、「毎年卒業式で制服の切り裂き、小麦粉かけ、卵投げ、裸の打ち上げなど不適切な行為が繰り返されている。今年はこのような行為を根絶するため、各方面から努力している」と話している。

深刻な社会問題となっている「裸の卒業儀式」の根絶に向け、各機関は対策に余念がないようだ。


参照:「裸・暴力卒業式」無くなるか - 京畿日報
参照:江原小中高校に健全な卒業式文化育てる - NEWSis

(文:林由美)

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