ルーニー・マーラ/ドラゴン・タトゥーの女
 24日アメリカにて「第84回アカデミー賞」のノミネート作品が発表され、いよいよ2月10日に公開となる『ドラゴン・タトゥーの女』が、ルーニー・マーラの主演女優賞をはじめ、撮影賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の5部門にノミネートされた。

 ルーニー・マーラは、昨年1月に公開され、本作同様にデヴィッド・フィンチャーの監督作品『ソーシャル・ネットワーク』で見出され、今作が初主演作となる新人。2010年に公開されたスウェーデン版に続き、世界中でベストセラーとなった同名小説のハリウッド映画化に際して、誰が主役のダークヒロイン、リスベット・サランデルを演じるかに撮影前から注目が集まっており、ほぼ無名に近いルーニー・マーラに決定した時は世界中を驚かせた。

 そして今回の「第84回アカデミー賞」ノミネーションで、メリル・ストリープやグレン・クローズなどの大女優と並んでのノミネートは、更に大きな話題となっている。そんな中、映画の公開に先駆けて、来週にはルーニー・マーラはフィンチャー監督と共に来日予定。31日に行われる記者会見では、ノミネート発表後、初の喜びの声を聞くことが出来るだろう。

 NINのトレント・レズナーと、『かいじゅうたちのいるところ』のサウンドトラックも手掛けたカレン・Oのコラボレーションによる、レッド・ツェッペリン「移民の歌」のカバーとオープニング映像も、本編で待ち受ける衝撃を予感させる仕上がりとなっている。

ドラゴン・タトゥーの女 - 公式サイト



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