第84回アカデミー賞のノミネート作品が1月24日(現地時間)発表された。最多ノミネートは巨匠マーティン・スコセッシ監督初の3Dファンタジー「ヒューゴの不思議な発明」で11部門。フランスの無声映画「アーティスト」は10部門、次いで「戦火の馬」「マネーボール」が6部門となった。

第69回ゴールデングローブ賞(以下GG賞)で3冠を獲得した「アーティスト」が作品賞を受賞すれば、フランス映画としては初の快挙となる。また、主演男優賞ではGG賞でノミネートされた「J・エドガー」レオナルド・ディカプリオがまさかの落選と波乱含み。アカデミー賞最多ノミネート数を誇るメリル・ストリープは「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で17回目のノミネートを果たし記録を更新した。


授賞式は2月26日(現地時間)ロサンゼルスのコダック・シアターで行われる。ノミネート作品は以下の通り。

■作品賞
「アーティスト」
「戦火の馬」
「ファミリー・ツリー」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
「ヒューゴの不思議な発明」
「マネーボール」
「ミッドナイト・イン・パリ」
「ツリー・オブ・ライフ」

■監督賞
マーティン・スコセッシ 「ヒューゴの不思議な発明」
ミシェル・アザナヴィシウス 「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン 「ファミリー・ツリー」
テレンス・マリック 「ツリー・オブ・ライフ」
ウディ・アレン 「ミッドナイト・イン・パリ」

■主演男優賞
ジョージ・クルーニー 「ファミリー・ツリー」
ブラッド・ピット 「マネーボール」
ジャン・デュジャルダン 「アーティスト」
ゲイリー・オールドマン 「裏切りのサーカス」
デミアン・ビチル 「明日を継ぐために」

■主演女優賞
グレン・クローズ 「アルバート・ノッブス」
ヴィオラ・デイヴィス 「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」
メリル・ストリープ 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
ミシェル・ウィリアムズ 「マリリン 7日間の恋」

■助演男優賞
ケネス・ブラナー 「マリリン 7日間の恋」
ジョナ・ヒル 「マネーボール」
クリストファー・プラマー 「人生はビギナーズ」
マックス・フォン・シドー 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
ニック・ノルティ 「ウォーリアー(原題) / Warrior」

■助演女優賞
ベレニス・ベジョ 「アーティスト」
ジェシカ・チャステイン 「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
オクタヴィア・スペンサー 「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
ジャネット・マクティア 「アルバート・ノッブス」
メリッサ・マッカーシー 「ブライズメイズ(原題) / Bridesmaids」

■長編アニメ賞
「ア・キャット・イン・パリス(英題) / A Cat in Paris」
「チコ&リタ(原題) / Chico & Rita」
「カンフー・パンダ2」
「長ぐつをはいたネコ」
「ランゴ」

■脚本賞
ミシェル・アザナヴィシウス 「アーティスト」
アニー・ムモーロ、クリステン・ウィグ 「ブライズメイズ(原題) / Bridesmaids」
J・C・チャンダー 「マージン・コール」(日本未公開)
ウディ・アレン 「ミッドナイト・イン・パリ」
アスガー・ファルハディ 「別離」

■脚色賞
アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ 「ファミリー・ツリー」
ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ、ボー・ウィリモン 「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」
スティーヴン・ザイリアン、アーロン・ソーキン 「マネーボール」
ブリジット・オコナー、ピーター・ストローハン 「裏切りのサーカス」
ジョン・ローガン 「ヒューゴの不思議な発明」

■視覚効果賞
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
「ヒューゴの不思議な発明」
「リアル・スティール」
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」

■音響編集賞
「ドラゴン・タトゥーの女」
「ドライヴ」
「ヒューゴの不思議な発明」
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
「戦火の馬」

■撮影賞
ギョーム・シフマン 「アーティスト」
ジェフ・クローネンウェス 「ドラゴン・タトゥーの女」
ロバート・リチャードソン 「ヒューゴの不思議な発明」
エマニュエル・ルベツキ 「ツリー・オブ・ライフ」
ヤヌス・カミンスキー 「戦火の馬」

■美術賞
「アーティスト」
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ミッドナイト・イン・パリ」
「戦火の馬」

■編集賞
「アーティスト」
「ファミリー・ツリー」
「ドラゴン・タトゥーの女」
「ヒューゴの不思議な発明」
「マネーボール」

■メイクアップ賞
「アルバート・ノッブス」
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

■衣装デザイン賞
「アノニマス(原題) / Anonymous」
「アーティスト」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ジェーン・エア」
「ダブリュー・イー(原題) / W.E.」

■ドキュメンタリー長編賞
「ヘル・アンド・バック・アゲイン(原題) / Hell and Back Again」
「イフ・ア・ツリー・フォールス: ア・ストーリー・オブ・ジ・アース・リベレーション・フロント(原題) / If a Tree Falls:
A Story of the Earth Liberation Front」
「パラダイス・ロスト3: パーガトリー(原題) / Paradise Lost 3: Purgatory」
「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
「アンデフィーテッド(原題) / Undefeated」

■ドキュメンタリー短編賞
「ザ・バーバー・オブ・バーミンガム:フット・ソルジャー・オブ・ザ・シビル・ライツ・ムーブメント(原題) / The Barber of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement」
「ゴッド・イズ・ザ・ビガー・エルヴィス(原題) / God Is the Bigger Elvis」
「インシデント・イン・ニュー・バグダッド(原題) / Incident in New Baghdad」
「セイビング・フェイス(原題) / Saving Face」
「ザ・ツナミ・アンド・ザ・チェリー・ブロッサム(原題) / The Tsunami and the Cherry Blossom」

■外国語映画賞
「ブルヘッド(英題) / Bullhead」(ベルギー)
「フットノート(英題) / Footnote」(イスラエル)
「イン・ダークネス(英題) / In Darkness」(ポーランド)
「ムッシュー・ラザール(原題)/ Monsieur Lazhar」(カナダ)
「別離」(イラン)

■歌曲賞
「リアル・イン・リオ」 「ブルー 初めての空へ」 
「マン・オア・マペット」 「ザ・マペッツ(原題) / The Muppets」

■作曲賞
ルドヴィック・ブールス 「アーティスト」
ジョン・ウィリアムズ 「戦火の馬」
ジョン・ウィリアムズ 「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」
アルベルト・イグレシアス 「裏切りのサーカス」
ハワード・ショア 「ヒューゴの不思議な発明」

■短編アニメ賞
「ディマンシェ/サンデー(原題) / Dimanche/Sunday」
「ザ・ファンタスティック・フライング・ブックス・オブ・ミスター.モリス・レスモア(原題) / The Fantastic Flying
Books of Mr. Morris Lessmore」
「ラ・ルナ(原題) / La Luna」
「ア・モーニング・ストロール(原題) / A Morning Stroll」
「ワイルド・ライフ(原題) / Wild Life」

■短編実写賞
「ペンテコステ(原題) / Pentecost」
「ラジュ(原題) / Raju」
「ザ・ショア(原題) / The Shore」
「タイム・フリーク(原題) / Time Freak」
「チューバ・アトランティック(原題) / Tuba Atlantic」

■音響賞
「ドラゴン・タトゥーの女」
「ヒューゴの不思議な発明」
「マネーボール」
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
「戦火の馬」