1960年代のニューヨークの広告業界を舞台とした、大人気TVドラマシリーズ『MAD MEN マッドメン』。3月25日には、待望のシーズン5の2時間におよぶプレミア放映が決定しているが、心待ちにしているファンの期待をさらにあおるべく、出演者たちが自信のほどを語った。


出演者も製作総指揮を務めるマシュー・ワイナーも、新シーズンの内容については固く口を閉ざしているが(おそらく漏らせばクビになるのだろう)、そうはいってもやはり何か言わずにはいられないようだ。

「今シーズンは過去最高だ。本当にそう思うよ」とは、主人公ドン・ドレイパーの上司、ロジャー・スターリング役を演じるジョン・スラッテリーの弁。「みんな言ってたけど、今回はまるでシーズン1みたいな感じだった。個々の細かい出来事やあらゆるストーリー展開を全員が経験して、なんだかんだで一回転して元に戻ったとでもいうのかな」

メディアバイヤーのハリー・クレインを演じるリッチ・ソマーも、「今回は、僕らにとって最高のシーズンだと思う。脚本に関しては、100パーセントそう言えるね」とスラッテリーに同意する。「(新シーズンを見て)誰かがガッカリするなんて、まったく想像できないよ」と、シーズン5に大きな自信をのぞかせている。

「今シーズンは、いろいろ起きるわよ」とは、オフィス・マネージャーのジョーン・ホールウェイ役、クリスティーナ・ヘンドリックスのコメントだ。「前のシーズンも盛りだくさんで、(主人公で広告代理店の敏腕クリエイティブ・ディレクターの)ドン・ドレイパーに何が起きるんだろうとか、彼の結婚はどうなるのとか、みんな興味津々だった。でも今年は、登場人物それぞれがすごくいろんな経験をするの。とても楽しみだわ」

出演者たちの発言からすると、シーズン5も大いに期待できそうだ。