インテルは22日のセリエA第19節で、ラツィオにホームで2−1と勝利を収めた。7連勝で4位に浮上したインテルだが、クラウディオ・ラニエリ監督は厳しい評価を下している。

「この試合で救いなのは結果だけだ。我々はチームではなかった。ダービーよりも難しい試合になることは分かっていたよ。だが、この結果でよしとする。我々は前進し、できる限りの勝ち点を手にしていかなければならないからだ」

「我々のプレーは、これ以上悪くはならないというものだった。いくつかのエピソードを除き、我々はチームじゃなかったよ。結果以外には何も救えない。パスを3つつなげることもできなかった。選手たちは自分たちだけで助けようとし、チームとしてそれをやらなかったんだ。ラツィオは良い試合をしたよ」

「ミラン戦の我々は良いプレーをした。今夜はラツィオにとても多くの困難をつくられたよ。勝てたのは、素晴らしいカンピオーネたちが2ゴールを生みだしてくれたからだ。我々はここ3試合での自分たちに戻らなければいけない。監督として、今日の我々が良い試合をしなかったことは分かっている」

一方で、MFヴェスレイ・スナイデルは「この結果はとても価値がある。ダービーの次で、コントロールするのが難しかった。特にホームではね。スクデット? このまま続ければ、どうしてダメなのさ」と、より楽観的な見解を示している。

なお、スナイデルのインテル残留に疑いはないようだ。同選手は「僕はここミラノに残る」と締めくくっている。