パリ・サンジェルマン(PSG)によるマンチェスター・シティFWカルロス・テベスの獲得交渉の進展を待つ一方で、インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)はブラジルにいる。彼は19日、インテルナシオナウからDFジュアン・ジェススを獲得し、すぐにノヴァーラへとレンタルさせた。

だが、同TDはさらにサンパウロMFルーカス、バスコ・ダ・ガマMFロムロ、そして何よりレンヌMFヤン・エムヴィラを狙っている。ルーカス獲得は厳しい。直近にサンパウロ側との突破口が開けたが、難しい交渉に変わりはない。エムヴィラのことは単なるアイディア以上のことだ。そして、ロムロについては、再び火がついたというところである。

インテルは1月に大きな補強に動く準備を整えている。それがブランカTDのブラジル派遣であり、エムヴィラ獲得の動きだ。レンヌで育った同選手は、すぐにローラン・ブラン監督率いるフランス代表のシンボルとなった。インテルMFチアゴ・モッタが本当にパリへ行くなら、エムヴィラが再び人気となるのは当然である。

なお、インテルはDFマイコンとさらに一緒に戦うこととなりそうだ。同選手は2015年まで契約を延長する準備をしている。今後のインテルにとって重要な動きだ。インテルはマイコンに対するPSGの関心を遠ざけている。

また、英紙『デイリー・メール』によれば、インテルは将来を見据えた投資の準備もしているという。パナシナイコスGKステファノス・カピノに注目しているそうだ。