ジョブズに学ぶ、英語プレゼンの必須表現

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 勤めている会社が外資でなくとも、これからはビジネスにおいて、商談や会議など、さまざまな場面で英語を使う機会が増えていくはず。その中でも大きなものが「プレゼン」です。
 日本語でもなかなか上手にできないのに、英語で上手なプレゼンなんてできるわけがない、と考える人も多いかと思いますが、プレゼンの名手として知られたスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを聞くと、難しい表現や言い回しはほとんど使われておらず、高校程度で習った英語で充分理解できることがわかります。
 つまり、ジョブズは私たち日本人が英語でのプレゼンを学ぶのにうってつけの教材なのです。今回は『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』(上野陽子/著、日経BP社/刊)から、英語プレゼンテーションの基本的なフレーズを紹介します。
 
■冒頭で注意をひくための英語「Thank you for…」
 プレゼンで肝心なのは出だしです。本編に入る前に、“Thank you for coming.”(来てくれてありがとう)と語りかけましょう。
 さらに、かつてジョブズが
“Thank you for coming. We’re going to make some history together today. So ,welcome to Macworld.”(来てくれてありがとう。今日は、一緒に歴史を作ろうと思うんだ。ようこそ、マックワールドへ。)
 と言ったように、聴衆をプレゼンに巻き込んでしまう一言を入れれば出だしは完璧です。

■現状報告に使えるひとこと「It turns out that 〜」
 「〜であることがわかります。」というのは、プレゼンに限らず現状報告の場面でよく使う言い方です。
 これは英語だと“It turns out that 〜”となります。うしろに主語・動詞をつければ「〜であることがわかる」という意味になり、簡潔な言い回しとして使うことができます。
 この言い回しも
“It turns out that by revenue Apple is the largest mobile device company in the world now.”(収益面から見て、アップルは世界一大きなモバイルデバイスの会社になったんだ。)

 と、ジョブズのプレゼンで使われています。

■大事な部分は3点ルールで!「The first〜、the second〜、the third〜」
 これは日本語でのプレゼンでもよくいわれることです。
「最初に〜、二つ目に〜、三つ目に〜」というように3つのポイントを挙げて説明することで内容を整理し、言葉に説得力を持たせることができます。

■問題解決への論理を展開する「Why 〜? Because〜」
 「なぜ〜なのか?それは○○だからだ」と、聴衆に対し問題を提示して、それに対する答えを述べることも、ジョブズのプレゼンでよく見られます。
 いわく、
“Now,why would we want to run such a sophisticated operating system on a mobile device?Well,because it’s got everything we need.”(じゃあ、どうして私たちが優れたオペレーティングシステムをモバイルデバイスで走らせようとしたか?なぜなら、モバイル機器は、私たちに必要なすべてを備えていたからだ。)
 こうした言い回しも、人を引き付けるプレゼンをするために有効です。

 『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』には、この他にも魅力的なプレゼンに必須で、なおかつ日本人にも使いやすい英語表現が数多く掲載されています。
 グローバル化により、ある日突然外国人の前でプレゼンをすることになってもおかしくない状況になっています。いざその時になって困る前に、今のうちに少しずつビジネス英語表現に触れておくのも良いのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)


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