ビヨンセ・ノウルズ、アルバム『4』のために撮影された写真はまるで白人。

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(ブロンドヘアが似合ってはいるけれど…。)

思えば、昨年2月からブロンドヘアになっていた褐色の美人歌姫ビヨンセ・ノウルズ(30)。自分の中に少し流れているフランス白人の血が嬉しくて仕方ないと言われて久しい彼女に、またしても“白人願望”タップリの写真が登場してしまった。

昨年6月にリリースされたビヨンセのアルバム、『4』のジャケットについては、“やけに肌色が白い”とお感じになられた方も多いと思う。その通りであった。ジャケット制作のために撮影された一連の写真がこのほど公開されたが、どれも驚くほどの“白人化加工”がなされていたこと、そして多くの有色人種がそんなビヨンセを改めて批判していることを、英『デイリー・メール』電子版が伝えている。

思い出すのは08年8月の「ロレアル事件」である。“肌色などの修正はしない”という条件で同社のヘアカラーのモデルとして契約したビヨンセであったが、発表されたCMやポスターの彼女はブロンドヘアで、肌色もかなり明るいものに変わっていた。

広告や商品パッケージとなるものに関する写真において、スター本人(未成年者の場合は保護者も)が同意しないフォトショップ加工はまず許されないため、ビヨンセがロレアル社の修正要求を承諾したことは間違いなく、「有色人種の闘いの歴史とプライドは?」と大変な物議を醸していた。

この度公開となったアルバム『4』のために撮影された一連の写真が、またしてもビヨンセの白人願望についての論争の新たな火種となってしまったのはどうやら事実だが、一児の母となったビヨンセは果たして今後も同じことをするのであろうか。記者は個人的にはそうは思わない。

彼女はまさにアフリカン・アメリカンであるJay-Zを夫に選び、間違いなく褐色の肌と黒々とした髪、瞳を誇っているであろう “ブルー・アイヴィーちゃん”が誕生した。愛しいこの子を抱っこした瞬間に、彼女の中にくすぶっていたかも知れない何らかのこだわりが解けて無くなったのではないかと思うのだが、いかがであろうか。

問題の写真をご覧になりたい方はこちらから。
http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2087388/Beyonc-white-skin-row-Controversial-photo-shows-singer-looking-shades-lighter-usual-tone.html#ixzz1jg0G5QMX
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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