37歳のゴクミ、化粧品CMを「まさか、この年で…」とビックリ出演

2012年1月19日 21時45分

化粧品ブランド「マキアージュ」を展開する資生堂は、CMキャラクターに起用している若手女優・武井咲（18）に加え、所属事務所の先輩・後藤久美子(37）とも契約。二人の体制を組み、それぞれ独立させて撮った新CM映像を19日、都内で発表した。

出来上がった新CMは、1月21日に新発売となる口紅「トゥルールージュ」をアピールするもの。[後藤久美子編][武井咲編]と、2バージョン。どちらもヨーロッパで撮られた映像だ。

37歳・後藤久美子の生活は、そのヨーロッパ各地。スイスやモナコなど、移り住んで暮らしているとか。CM出演の話が、突然舞いこみ「化粧品のCM。出演したいと思っていたけど…。まさか、この年でオファーがくるとは…。とても驚きました」とコメント。普段の化粧については「毎日、少しだけ。化粧をすると、気分が切り替わる。主人（元F1レーサーのジャン・アレジ)は、化粧の違いは分からないと思うけど…（笑）」と日常を紹介。その他、場面に合わせてアイシャドーをのせたりしているそうだ。

彼女たちが撮影に臨んだ“口紅”の新CM、今回から演出方針がガラリと変わったという。制作を指揮した関係者は「キャラクターの女性が笑い過ぎると、唇が薄くなって見えたりすることもあり、クールビューティに見える演出がこれまでだった。基本的に笑わず、カッコ良い女性に映る作り方だった」と説明。しかし、その考え方を変更。現場でのリクエストでは「笑い過ぎて、表情が崩れても大丈夫。呆れるほど、笑って欲しい」との指示を出し「クールビューティを封印。新たに“表情美”にこだわって撮影した」と内容をさまがわりさせた。

1年ぶりに出演した武井も、この方針を聞いて「新しく感じる」と語った。「前回の撮影、笑ったシーンは殆ど無かった。決め顔を見せるとか、堂々とした女性を演じていました」と比べていた。

キレイで整った美しさから、まわりを明るくする、こぼれんばかりの笑顔へシフト。“表情美”を追いかけた映像に仕上げたそうだ。放送開始は、商品の発売日と同じ21日。全国でオンエアされる。