フィギュアスケート・浅田真央の著書が、発売1カ月を前に中止となったことが波紋を呼んでいる。「広告が出る直前にお蔵入りした書籍はごまんとありますが、予約も始まって印刷作業も開始していた段階での中止はほぼあり得ないこと。たとえ著者本人であろうと、そうそう簡単にストップを掛けることなどできないはずです」(週刊誌記者)というから、まさに異例の事態だろう。

 浅田のエッセー『大丈夫、きっと明日はできる』はポプラ社から2月8日に発売予定で、昨年末の段階で予約数は10万部を突破していたという。これまでのポプラ社による発表をまとめると、販促用のポスターや書籍に掛けられた帯の内容が、浅田の意にそぐわなかったとみられている。

「報道でも言われているように、『ママ、ほんとうにありがとう』という文言が浅田の不快感を招く原因になりました。浅田の母は昨年12月9日に急逝しており、そのことを書籍の宣伝に使われたように感じてしまったというわけです。またポプラ社といえば"ヤラセ疑惑"で騒動となった、水嶋ヒロの処女作が『第5回ポプラ社小説大賞』の大賞を受賞した事件など、近年ではあまりいいイメージが浮かばないことも事実です」(前出記者)

 しかし、宣伝広告展開においてポプラ社がここまでの失態を犯すものだろうか。業界からはこんな声も。

「『ママ、ほんとうにありがとう』という一文について、実は浅田のマネジメント事務所はポプラ社サイドにOKを出していたんです。ところが、この内容を浅田本人が知ったのは最近になってから。当然浅田は『これだけは止めてほしい』と強く事務所に要請し、慌てた浅田の事務所がマスコミを利用して、今回の展開に繋がったそうです」(芸能プロ関係者)

 こうなると真の被害者はポプラ社サイドとなってくる。しかし伝達ミスを犯したはずのマネジメント事務所が「ポプラ社に対しては不信感がある」と今後も同社からの出版を完全否定し、ポプラ社も「亡くなられたお母様が、あたかも商売の道具にするかのように見えてしまう宣伝・告知をしたことが問題だった」と完全に白旗を上げている。

「ポプラ社サイドにも大きなミスがあったか、裏で何らかの取引が行われているとしか考えられません。予約分の印刷がすでに完了しているとすれば、定価1,365円の書籍10万部をすべて不良債権として抱えることになる。出版社の取り分はおよそ6割ですから、単純計算でも8,000万円以上の損害。これだけの赤字を飲み込むには、相当の条件があったはずですよ」(前出芸能プロ関係者)

 事の真相が世に出ることはないのかもしれないが、いずれにせよ一番の被害者は浅田本人だろう。本人のブログにも「宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました」とはっきりと書かれていることから、そのダメージは計り知れない。スタッフへの信頼が回復するには時間がかかりそうだ。

※画像は浅田真央公式写真集 「MAO」/徳間書店

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