自身がメガホンを取った映画『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(日本公開3月31日予定)で、今年のゴールデン・グローブ賞監督賞にノミネートされた俳優のジョージ・クルーニー。しばらくは充電期間...と思いきや、すでに次回作に向けて動き始めているようだ。

<The Wrap>によると、期待が集まるその次回作とは、ヨーロッパの美術館からナチスの手によって盗み出された、大量の美術作品を取り戻すというスリラー『The Monuments Men』。ジョージは『スーパー・チューズデー...』のときと同様、グラント・ヘスロヴとともに脚本を手がける予定だ。今回の作品は、ロバート・M・エドゼルのノンフィクション戦記『ナチ略奪美術品を救え−特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』を原作とする本格派映画だという。

ところでクルーニーは少ない予算で映画を製作することで知られているが、予算が最も高かったときで『かけひきは、恋のはじまり』の5,800万ドル(約44億5,000万円)。ジョージは「今回はそれを上回ることになるだろう」と明かしている。

彼は<The Wrap>に対して、「私はやみくもに商業映画がダメだと言っているわけじゃない。ただ、私の感動を呼び起こさないような映画作りに反対しているだけさ」と、あくまで作品作りのキーポイントは、"やりがいがあってメッセージ性のある作品"であることだと強調している。

ジョージの監督業への傾倒ぶりは半端なく、トロント映画祭ではこんな発言も。「過去10年のキャリアは、監督をするためにあったといってもいいくらいだ。監督業は自分のものになるまでとても時間のかかる仕事。生活のために俳優をしているんだ。生計を立てたり(=演技をすること)、監督をしたりすることは、やりたいことそのものさ」。

次回作の前に、まずは『スーパー・チューズデー...』の賞レースの結果にも期待しよう!