同窓会を成功させる「幹事のコツ」

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 普段の生活を忘れ、昔の自分に戻って当時の仲間と騒いだり語ったりできるひと時、それが同窓会です。
 しかし、同窓会に毎回出席する人でも「幹事」となると、あまり乗り気でない人は少なくありません。『仕事に使える! 同窓会人脈術』(角川書店/刊)の著者である伊丹正人氏がアンケート会社に依頼し、20代〜60代の人1000人を対象に行ったアンケートによると、同窓会の開催について「心待ちにしていた」という回答は91.8%と高かったにも関わらず、「幹事になる」意識があるかどうかを問うと、「なる」と答えた人はわずか5%だったそうです。
 しかし同窓会で「幹事」をやることは、その後の人脈にもつながりますし、同級生の記憶にも残るという有意義な体験です。今回は本書の中から、同窓会を成功させるための、「幹事のコツ」を紹介します。

■個人情報保護法の基礎知識を持つ
 同窓会をひらく際、一番苦労するのが、散り散りになっている同級生の連絡先を探し出すこと。特に、最近の卒業アルバムは卒業生の連絡先一覧が掲載されていないものが増えていますし、学校側に問い合わせても、連絡先を教えてくれないことが珍しくありません。これは、2005年に施行された個人情報保護法によって、個人情報は慎重に取り扱わなければならないという意識ばかりが独り歩きした結果だと、伊丹氏はいいます。そうなると問い合わせるこちらもつい尻込みしてしまいますが、この法律は「5000件以上の個人情報を個人情報データベース等として所持して事業に用いている個人情報取り扱い事業者」を対象としているため、同窓会が目的なら問題ありません。とはいえ、幹事をやるなら、個人情報保護法について、知識を持っておくべきでしょう。

■「会費は安い方がいい」は間違い?
 幹事としては、もちろんできるだけたくさんの同級生を集めたいものです。だからといって「会費を安く設定したらみんなくるだろう」と考えるのは間違い。
 どんな世代でも、同窓会というのは大人になった自分を見せるための晴れ舞台です。そのため、普段の自分よりも少し背伸びしたファッションで臨みたいという人も多いため、同窓会の会場はホテルやおしゃれなレストランを選ぶと良いでしょう。

■参加費の手綱はきっちりと
 一次会、二次会に限らず、会費はできるだけ前金制にしておく必要があります。特に二次会以降は途中で帰る人も出てくるはずなので、誰がお金を払って誰が払っていないかが混乱してわかりにくくなりがちです。それで困った経験は大体の人がしているはずなので、前払い制に対して不満を示す人はまずいないはずです。
 また、みんなから集めた会費を、店を出るまで自分が預かっていると思うとなかなか酔えないものなので、その意味でも前金制の方が自分も同窓会を楽しむことができます。

 互いに年を重ねた同級生たちと旧交を温めることのできる同窓会ですが、何年も会っていなかったぶん、ちょっとしたことで成功と失敗が分かれます。
 本書には、この他にも同窓会に人を集め、盛り上げるためのノウハウが紹介されていますので、せっかく企画した会を成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
(新刊JP編集部)



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