<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・アランテス(ブラジル)
Def.判定3-0:29-28、29-28、29-28
アントニオ・カルバーリョ(カナダ)

いきなりのパンチの交錯で始まった試合は、アランテスがハイキックを放った際にバランスを崩しガードを取る。担ぎからパスを狙ったカルバーリョは、ハーフから鉄槌を落としていく。起き上がろうとするアランテスをスクールボーイで寝転がせ、しっかりとがぶりを見せたカルバーリョは、襷がけの状態から前転して、トップをキープ。

スタンドに戻っても、がぶった状態でヒザを頭部を打ちこむカルバーリョは、続くアランテスのテイクダウン狙いも潰す。引き込んだ形になったアランテスから、マウントを奪ったカルバーリョだったが、パンチを打ち落とす間に、ブリッジから足を引き抜かれ立ち上がられてしまう。

左ハイや後ろ回し蹴りを見せるアランテスに、同じくハイを見せるカルバーリョ。パンチのスピードでカルバーリョを上回るアランテスは左を伸ばしたが、右で逆襲を受ける。左ジャブがヒットする距離をキープするアランテスに、右ローを入れたカルバーリョは、打撃戦でも攻め込まれることはない。

残り20秒でフライングニーを見せたアランテスの足をキャッチしたカルバーリョは、テイクダウン狙いから跳ね飛ばし、ミドルを入れたところで初回が終了となった。2R、アランテスの左ミドルがカルバーリョを襲い、さらにパンチから蹴りで前に出る。左ジャブをヒットさせたアランテスのプレッシャーが強くなるなか、カルバーリョは左ボディフックから右ハイを見せる。

アランテスは細かいパンチを2、3発放って、距離を取りながら、前蹴りやハイキックを織り交ぜ、右を打ちこんでから組みついてく。すぐに体勢を入れ替え、ケージにアランテスを押し込んだカルバーリョは、再び押し込まれそうになったところで距離を取る。

右からヒザを見えて前に出たアランテスの打撃を受けて、組みついたカルバーリョだがテイクダウンには至らない。アランテスの打撃がヒットする場面が増え、組んでからボディにヒザを突き上げる。

逆に受け身に回ることが多くなったカルバーリョは、残り30秒を切って右をヒットさせるが、すぐに右を返される。後ろ廻し蹴りから左フックというカルバーリョの攻撃が空を切ったところで、アランテスが取り返した2Rが終わった。

最終回、右フック、左ハイを見せるカルバーリョが続いて右ローをヒットさせる。アランテスもさらに勢いのある右ローを蹴り返し、意地の張り合いが続く。ここで、ジャンピングニーを見せたアランテスは、右を伸ばし、左ハイを蹴り込む。テイクダウンを狙い組みついたカルバーリョは、アランテスに切られると引き込んで、ラバーガードへ。

腕を引き抜いて、パウンド&エルボーを落とし、攻勢に出るアランテス。エルボーで左目の上をカットしたカルバーリョに、パウンドをまとめていく。クローズドガードで固めるカルバーリョは、パンチを受けながらハイガード、フックガートと移行するが、立ち上がることができない。

タイトに押さえ込んで、ハーフの体勢になったアランテスだが、カルバーリョは足を戻して立ち上がる。残り1分、前出たいカルバーリョだがプレッシャーが強いのはアランテスだ。そのアランテスは、右を打ち込んでから距離を取り、試合終了とともに勝利を確信。ケージに上って、観客にアピールしたアランテスが、3−0で判定勝ちを収めた。