賛否両論はあるだろうが、モデル版「ミッション・インポッシブル」といった出来事が起きた。

これは、3人のモデルがパリのオルセー美術館でいきなりコートを脱ぎ、下着姿で歩き回るというもの。まずはその映像をご覧いただこう。

オルセー美術館に現れた3人のモデルたち

映像は1分弱の短いもの。色とりどりのコートを来た3人の女性が、美術館の中でいきなりそれを剥ぎ取り、カラフルな下着姿となって美術館を練り歩くもの。最後には逃げ出すかのように、美術館の出口へと駆け出す様子が映っている。映像ではこの姿に驚く訪問客の姿も見ることができる。

実はこれは、フランスのランジェリー・ブランド、Etamの広告の一環として行なわれ、彼女たちが身に着けているのも当然、Etamのランジェリーだ。だがどうやら、Etamは事前に、美術館に対して撮影の許可を取っていなかったようで、これに不快感を表した美術館は法的手段に出ることも検討しているという。

美術館の中を下着姿で歩き回るのはどうかとも思うが、居合わせた人々にとってはとにかく「何が起きたんだ!?」と思ったことだろう。