家具の構造?ソファ・座面
生活の中でかかすことのできない家具の数々、なかでもソファはくつろぎの時間を演出し、多くのひとに愛されている家具です。作り手により細かい部分は異なりますが、ここでは基本的なソファの構造と座面部分の構造をご紹介します。
 

ソファの構造
上記はソファの一般的な構造になります。その他ソファの構造は下記をご参照ください。
 
コイルスプリング
ウレタンフォーム 
 
 
ソファの座り心地を決める重要な素材である衝撃吸収材。ソファの座面の部分に使用されている衝撃吸収材は主にコイルスプリング、S字スプリング、力布(ベルト)の3種類に分かれます。
使用される衝撃吸収材によって座り心地や耐久性が変化します。コイルスプリングは反発力が最も高く耐久性も最も高いため高級ソファによく使用されます。衝撃吸収材の中で最も多く使用されるのがウェービングベルトです。スプリングより弾力性、耐久性は劣りますが、低コストな為人気があります。
以下の図で座面中身の構造と主な衝撃吸収材の種類をご紹介します。
 
座面中身の構造
 
コイルスプリング
渦状のバネをフレーム上に並べて、丈夫な紐や鉄線で連結させます。反発力が高く耐久性も高く底づき感のないクッション性が得られます。
「ポルトローナフラウ」ソファの内部構造
 
 
 
コイルスプリングをふんだんに使用したイタリアの高級家具ブランド「ポルトローナフラウ」ソファの内部構造 
(ミラノサローネ2011より)
 
 
 
 
ポケットコイルスプリングポケットコイルスプリング
ひとつひとつのバネが独立しているので荷重が加わったときにそれぞれで荷重を支えるため柔らかな弾力性を得ることが出来ます。
(※実際のコイルの配置はもっと密度があり、左図ではコイルの数を減らし見やすくしています)
 
 
S-スプリング(Sバネ)S-スプリング(Sバネ)
S字の形をした鋼製バネを連結棒でつないだバネで、最も一般的なスプリングです。コイルスプリングや、ポケットコイルに比べ、弾力性は劣りますが、座のへたりを防ぐ為、通常はふくらませるように山形に張ります。
 
 
ウェービングベルトウェービングベルト
力布の一種。糸に巻いた細いゴムを編んだもので衝撃吸収材の中で最も多く使用されています。復元性に劣るので長い間使っていると伸びてしまうこともあります。精度は落ちますが軽さと低価格が特徴です。
 
座面中身の構造
 
 



◆ 用語解説





化繊綿
化繊綿(合繊わた)は弾力性が長く持続し取り扱いが簡単。化繊100%だと家庭で洗濯しても縮みの問題がほとんどないので、脱水さえ出来れば安心して洗濯も可能。


ウレタンフォーム
ポリウレタン樹脂を主成分とし、発泡させたスポンジ状のもの。 

力布
ベルトの総称で。合成ゴムのウェービングベルトや麻製のベルトなどが用途に合わせて使われます。