ドイツ出身の美人女優、ダイアン・クルーガーが新作でフランスの歴史上の人物を演じることがわかった。


映画『トロイ』や『イングロリアス・バスターズ』などで知られるダイアン。そんな彼女の新作は、フランス語で作られた『Les Adieux a la Reine』。フランス革命の3日間を描いた小説『王妃に別れをつげて』(シャンタル・トマ著)が原作で、ダイアンがマリー・アントワネットに扮している。そのほかにも、ポリニャック夫人にはフランス人女優のヴィルジニー・ルドワイヤンが、そしてマリー・アントワネットを世話するシドニーには、こちらもフランスのモデル兼女優のレア・セドゥーがキャスティングされている。

監督はルドワイヤンが主演の『シングル・ガール』や、『イザベル・アジャーニの 惑い』のブノワ・ジャコ。『Les Adieux a la Reine』はまた、この2月に開かれるベルリン国際映画祭のオープニング作品にも選ばれている。日本公開にも期待しよう。

一方、ダイアンのもう1本の新作『Fly Me to the Moon』は2012年10月31日に全米公開予定だ。こちらでは、「最初の結婚が必ず失敗する」という一家のジンクスを破ろうと奮闘する女性を演じている。