一週間=10日というカウント方法は、くしくもマヤ暦と同じだ!

「私は、太陽神ラーの真の名とは『正確な暦』のことだと思います。マヤの『2012年人類滅亡説』には計算ミスがあります。マヤ暦の解読には西暦と古代暦を換算するGMT対照法が使われますが、そこに誤差が見られるのです。正しく換算し直してみると、マヤ暦の人類滅亡の日は2015年9月3日となります。ただ、私はこの計算を終えたとき、恐怖に包まれました……」

 何が聡明な研究者をそれほどおびえさせるのだろう?

「古代エジプトの聖地イシス神殿は、女神イシスが太陽神ホルスを産んだ場所とされ、壁には1465体の神々が描かれています。この神殿が閉鎖されたのが西暦550年。そして、この神殿には『ここが閉鎖されれば毎年、秋分の日に1体ずつ神の加護が失われ、すべての神々が去った年に世界が水没する』という伝説があるのです」

 550年の秋分の日から1465年後というと、2015年の9月。修正したマヤ暦が示す滅亡の時期と一致する! 2012年の人類滅亡説は否定されたが、それは新たな恐怖の扉を開くってことか!?

(取材・文/近兼拓史)

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