今年も残すところあとわずか。冬休みの間に部屋を掃除して、気持ちよく新年を迎えようとしている人も多いでしょう。とはいえ、休みに入ってからも忙しくなりがち。掃除はコツを得て、合理的に済ませたいものです。

 今年、100万部を突破したベストセラー、『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)の著者で、片づけコンサルタントとして活動する近藤麻理恵さんは、片づけをするときには、なかなか捨てられないモノを手放すことは大事だが、それと同様に、「別に理由はないけれどもなんとなく持っているモノにどれだけ気づけるか」がポイントだといいます。

 近藤さんが訪れた多くの家で、ほとんどの人が「なんとなく小物」に対して、持っている自覚すらなかったそうです。近藤さんが指摘する代表的な「なんとなく小物」と、捨てる時の考え方を紹介します。


■プレゼント類
引き出物の食器類や旅行のお土産にもらったキーホルダー、誕生日にもらったお香セット......、プレゼントは、大切な人が自分のために時間を使って選んで買ってくれた、心のこもった贈り物。簡単に捨てることはできません。しかし、それらはたいてい箱入りか未開封、もしくは一回使った程度だったり。ここは自分の趣味ではないことを正直に認める必要があるようです。プレゼントはモノそのものよりも、気持ちを届けるモノ。使わずにしまい込んで見つけるたびに心苦しくなるのは、贈り主の本望ではないはず。

■携帯電話を買ったときの箱類一式
携帯電話の箱はそれ自体が妙にかさばりますし、分厚い説明書や付属のCDなども場所を取ります。困ったことがあれば、携帯ショップで店員さんに聞いたほうがスピーディーで確実です。

■洋服の予備ボタン
使うことがないと考えて良いようです。ボタンがとれるくらいきちんと愛用した洋服であれば、ボタンがとれた時点で寿命であることがほとんどなのです。特に自分が大切にしたいと思う洋服にだけ、買った時点で予備ボタンを内側に縫い付けておくと良いかもしれません。

■壊れたテレビやラジオ
壊れた電化製品をそのまま放置してしまっている例を、近藤さんはかなりの頻度で目撃したそうです。これらは持っている必要性はゼロ。いますぐ処分して良いでしょう。

■「永遠に来ないお客様」用ふとん
年に一回か二回、来るか来ないかもわからないお客様用のふとんは必要ないそうです。久しぶりにふとんを出したら、カビくさくてとてもお客様に出せないような状態になっていることが多いよう。どうしても必要な場合は、レンタルふとんなどがあるので、そうしたものを活用すればいいのです。

■旅行用にとってある化粧品のサンプル
化粧品サンプルの使用期限について、近藤さんがメーカーに聞いたところ、二週間というところもあれば、一年間というところもあり、マチマチだったそう。しかし、サンプル品は少量なので、通常サイズのモノに比べて品質の劣化は早いはず。なんだかんだ一年以上使わずに置いてある化粧品のサンプルは処分候補です。

■流行に乗って買ったものの、放置してある健康グッズ

ダイエット用のバンド、豆乳がつくれるミキサー、乗馬の気分が味わえるダイエット器具などの流行モノ。「高かったし、結局使いきれてないし、捨てるのはもったいない」となりがちです。しかし、流行モノは買ったときの高揚感が何よりも大事なのです。今あなたが元気でいられるのは、あのとき買った健康グッズのおかげだと信じて、思いきって捨てましょう。

■無料だからと、つい受け取ったノベルティーグッズ
ペットボトルに付いていたクリーナー、学習塾の名前入りのボールペン、イベントでもらったうちわ、ビールメーカーの名前入りグラス、薬の名前入り付箋、お正月の挨拶まわりでもらったカレンダーや手帳......、重要度は低いですよね。


 これらはあくまで一例ですので、人によって「なんとなく小物」は違ってくると思います。捨てることは決して悪いことではありません。これから増えるモノの置き場所を作る意味でも、重要度の低いモノは捨てる必要があるのです。今回の大掃除のなかで「なんとなく小物」が出てきたら迷わず処分して、すっきり新年を迎えましょう。



『つい受け取ったノベルティーグッズや永遠に来ないお客様用ふとん......大掃除で処分すべき「なんとなく小物」』
 著者:
 出版社:サンマーク出版
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