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解決は年越し。清武×渡邉、巨人のお家騒動を振り返る

今年話題の野球ニュース・プレイバック <2011年11月>

2011年11月11日午前、プロ野球・読売巨人軍の清武英利球団代表が同日午後から東京都内で会見するという情報が、マスコミ各社に流された。

会見内容については担当弁護士を通し「コンプライアンス上の重大な件」と説明しており、「プロ野球界のルールにかかわること」というものだった。

同日午後から行われた会見では、渡邉恒雄球団会長(85)を「コンプライアンス(法令順守)違反」「球団を私物化」と名指しで批判。これに対し渡邉会長は、翌12日に「読売新聞社、巨人軍、私個人に対する名誉毀損であり謝罪を求める」などと反論した。

渡邉会長は談話の文書で、清武代表が11日の会見で大王製紙やオリンパスを引き合いに出して「球団人事に口出しした」と批判したことに対し、「両社は刑事犯罪的事案であり、巨人軍の人事問題とは次元が異なる」と主張。また、渡邉会長が一度は了承したコーチ人事を覆して江川卓氏を起用しようとした、と指摘された点についても反論した。

「構想段階ゆえの企業機密にもかかわらず会見で公表され、“江川助監督”の実現が困難になった。これは会社法の『取締役の忠実義務違反』に該当する」と主張。その上で「今後は本人(清武代表)の反省次第。現時点ではただちに処分を求めるつもりはない」と結んだ。

すると、11月18日には桃井球団社長が、清武氏が「独断で記者会見を強行し、読売新聞グループの名誉、信用を傷つけた」などとして清武氏の解任を発表。同日、清武氏は「不当な処分」とし、弁護団を結成して法的措置を取ることを表明、日本シリーズ終了後に正式な記者会見を開いて反論するとし、徹底抗戦の姿勢を示した。

そして12月5日。巨人軍と親会社の読売新聞グループ本社は、清武氏に計1億円の賠償を求める訴訟を東京地裁に提訴。これに対し清武氏側は12月13日に巨人軍と読売新聞グループ本社、渡邉恒雄球団会長に計約6200万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に提訴したが、騒動は解決を迎えぬままの越年となった。

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