韓国のMBC放送が24日、ドキュメンタリー番組「南極の涙」シリーズ第1話で、日本の旭日旗が登場し、批判が殺到したことに対して釈明した。複数の韓国メディアがこれを報じた。

 「南極の涙」はMBC放送の人気ドキュメンタリー番組「地球の涙」の最終シリーズ。23日に放送された第1話で日本の南極基地と越冬隊を取り上げたが、その中で旭日旗の映像が2度映された。韓国で旭日旗は「軍国主義の象徴」とされており、番組放送直後から同国では旭日旗が登場したことへの強い反発が巻き起こった。

 視聴者から厳しい抗議を受け、MBC放送は24日公式ホームページに「南極の涙で海上自衛隊の旗登場に対する制作陣の立場」との文章を掲載して「親日番組」と批判する視聴者に対して釈明を行った。

 「南極の涙」制作陣は「ドキュメンタリーはあくまでも事実を伝えており、観察者の立場からアプローチした」「日本が旭日旗を付けた軍艦を南極に向かわせたのは歴史的にも現在的にも事実。その事実自体が日本の南極大陸に向けた強い執念と意図を象徴する」との見解を示した。

 さらに「旭日旗の映像は、視聴者に疑問を投げかける意味があった」と主張した上で、第4話の「人間、そして最後の氷の大陸」編で詳しく扱う予定だという。なお、番組は南極の日本基地と越冬隊について4カ月におよぶ撮影を行っており、その撮影分を数分のプロローグで取り上げる中で誤解が生じたとの説明も付け加えている。(編集担当:金志秀)