ナサニエル・ホーソンが原作を担当した『スカーレット・レター』(1995年)から、最近ではジュリア・ロバーツが主演を務めた『食べて、祈って、恋をして』(2010年)まで、結婚生活のゴタゴタや離婚、そして波乱万丈な展開はやっぱり興味がわくもの。そこで、離婚がテーマのベストセラー小説を原作にした名作映画を一挙ラインアップ。

メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年)ルイス・マンドーキ監督
『きみに読む物語』の原作者でもあるニコラス・スパークスの1998年の同名小説(『Message In A Bottle』)をもとにしたこの作品。小説は『New York Times』紙のベストセラー・リストに1年以上ランクインし、ハードカバーだけでも85万部以上を売り上げたという。映画は手ひどい離婚に傷ついたジャーナリストの再生を描いたもので、ケヴィン・コスナーとロビン・ライト・ペンが主演を務めた。



ル・ディヴォース/パリに恋して(2003年)ジェームズ・アイヴォリー監督
1997年に発行された『Le Divorce(フランス語で「離婚」)』も『New York Times』紙のベストセラーに選ばれた。映画ではフランス人と結婚した姉を訪ね、パリへとやって来た妹が文化の違いや姉の離婚に直面しながらも成長する姿が描かれている。ナオミ・ワッツとケイト・ハドソンがキュートな姉妹を演じた。



ため息つかせて(1995年)フォレスト・ウィッテカー監督
アフリカ系アメリカ人を代表するベストセラー作家、テリー・マクミランの同名小説(原題:Waiting to Exhale)。映画では、サバンナ、バーナディン、グロリア、ロビンのたくましくも魅力的な4人の女性の波乱万丈な恋愛模様を描いています。日本語版も出ているので、原作を読んでから映画を見た方がわかりやすいかもしれません。映画でサバンナを演じたホイットニー・ヒューストンをはじめ、メアリー・J・ブライジやアレサ・フランクリン、TLC、チャカ・カーン、SWV、フェイス・エヴァンスなど豪華なメンバーが参加したサウンドトラックも必聴!



ブーリン家の姉妹(2008年)ジャスティン・チャドウィック監督
ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが美しい姉妹を演じた話題作。原作はフィリッパ・グレゴリーが2002年に出版した『The Other Boleyn Girl』で、イングランド国王ヘンリー8世の結婚にまつわる姉妹の愛憎劇が描かれている。



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