すでに何度も話題になってきたが、パリ・サンジェルマン(PSG)のレオナルドSD(スポーツディレクター)はアントワーヌ・コンブアレ監督の解任を認める発言をした。これにより、PSGは新監督を迎えることになった。すでにクラブの公式サイトでも発表済みである。

そこでレオナルドSDが注目しているのが、カルロ・アンチェロッティ氏とフランク・ライカールト氏だという。そして、アンチェロッティ氏はとても近いところまできているようだ。

ビジャレアルでは、フアン・カルロス・ガリード監督とクラブの関係が終えんを迎えた。新監督には、これまでBチームを率いていたホセ・フランシスコ・モリーナ氏が就任している。契約は今シーズン終了までだ。モリーナ新監督のプレゼンテーションは23日に行われる予定。同監督は現役時代にアトレティコ・マドリーやデポルティボ、ビジャレアルなどで活躍したGKで、2009-10シーズンから「イエローサブマリン」のスタッフになっている。

ガリード前監督は、21日に行われたコパ・デル・レイのミランデス戦を0−2で落としている。格下相手に敗れて大会から姿を消したことを受けて、クラブは公式サイトで解任を発表していた。解任された指揮官は、「この3年間で、たくさんのことを学ばせてもらった。私にとっては、忘れられない日々だった。ビジャレアルで過ごした幸せな気持ちを持って私は去る。今シーズンはビジャレアルにとって複雑なシーズンだった。私は監督としての責任がある。昨夜のカップ戦は、受け入れがたい悪夢だった」とコメントし、ファンに感謝を示している。ネイマールやジュゼッペ・ロッシの負傷などの不運もあり、ビジャレアルは不振にあえいでいた。

また、アトレティコ・マドリーでも監督交代が起こることとなった。グレゴリオ・マンサーノ監督率いるアトレティコは21日、コパ・デル・レイで格下アルバセテに敗れ、こちらもビジャレアルと同じく敗退。解任に向かっていることは以前から伝えられていたが、これが決定的になったようだ。その後釜として有力視されているのが、ディエゴ・シメオネ氏である。過去にインテルやラツィオで活躍した指揮官は、すでにラシン・クラブの監督を辞めている。