ディオが主人公の小説版『ジョジョ』に酷評の嵐! 読者「逆に考えるんだ。つまんなくてもいいと考えるんだ」

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少年漫画誌史上最悪&最強の悪役キャラクターといえば、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するディオ・ブランド―だ。あまりにも悪に染まったドス黒い性格をしているため、「その悪さに惚れ込んでしまった」という読者がいるほど、カリスマ性を持ったキャラクターである。

そのディオが主人公の小説版『ジョジョの奇妙な冒険 〜JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN〜』(著者・西尾維新)が12月16日に発売されたのだが、購入者(読者)から酷評の嵐となっているのだ。けっこう期待している人が多かったと思うのだが……。どうしてそんなに酷評されているの!?

酷評コメントが掲載されているのは、インターネットショッピングサイト『Amazon』に掲載されている同書のレビューコーナー。5段階評価で作品の良し悪しが表示されているのだが、55レビュー中33レビューが、最低評価の「1」になっているのである。つまり、半数以上の人が酷評しているのである。たとえば、以下のような評価が書かれている。
 
・購入者による酷評レビューコメント
・原作の時系列を弄り、ただ羅列しただけのダイジェスト版です
・同人作品として割り切れば、終盤からは笑いながら読めます
・正直、ジョジョ題材とか一切抜きにしてこの本は駄作でしょう
・起伏も意外性もないままページが残り少なくなっていく様はある意味稀少な体験
・ブックオフで200円ぐらいになってたら買ってもいいかもしれません(笑)
・「こんなのディオじゃない!」が1番の感想です。がっかりです
・この作者はこんなものを記念企画作品として世に出して恥ずかしくないのだろうか?
・ほぼただの日記じゃねーかw 中学生かオマエww
・逆に考えるんだ。つまんなくてもいいと考えるんだ
・買おうかどうしようか悩んでいる方は素数でも数えて落ち着いて考えてみましょうよ
・ストーリー進行は驚きもなく、単調
・二度と読む事はないので売りたいのですが、いかんせん表紙がカッコいいのでためらっています
・内容は、適当に辻褄合わせて1部と3部のあらすじを裏から追っただけ。本当にただそれだけ
・第6部とのつじつま合わせも取ってつけた観が否めない。ほんと、燃やしてしまいたい手記
・これはひでぇ…。駄目、でしょ。なんだ、このDIO。気持ちわりぃ
 
なかには著者に対して怒りを感じている人もいるようで、「本人の趣味全開でオリジナル作品を好きにやらせれば面白いものを書いたりもするので、西尾維新にはそちらに専念して、コミックのノベライズは二度と手がけないでいただきたい」と書き込みしている人もいた。

だが、高評価している人も少数だがおり、「レビューの評判が悪いけど俺的に結構良かったですけど。DIOの良さがさらにわかった気がする」や「この小説のディオ像は実にしっくりきた。格好いい悪役としてだけではない、悩みもすれば迷いもするディオという人間の姿があったように思う」、「いろいろと私の疑問の補完になってくれました」と評価していた。

熱烈なファンが多い『ジョジョの奇妙な冒険』だけに、この小説を欲しいと思う人は多くいると思われる。この小説ではディオの人間的な部分が出ているらしいので、ディオに対して「最悪最強な男」というイメージを持っている人ほど、ギャップを感じて「コレジャナイ!」と感じてしまうのかもしれない。

参照元: Amazon.co.jp