写真週刊誌「FLASH」(光文社)の記事で名誉を傷付けられたとして、タレントの松本人志が1月7日付で発行元の光文社などに1100万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に提訴した。

問題となったのは同誌が2010年9月7日号で掲載した「手術から復帰、新宿2丁目で夜遊びも再開!」と題する記事で、松本側は「仕事の打ち合わせが終わって帰るところで、極めてずさんな記事で読者に無節操という印象を与えた」と主張していた。

この提訴は、「FRIDAY」(講談社)2010年2月4日号で、地方の仕事の時にハメを外していることが報じられ、疑心暗鬼になった松本の妻(元お天気キャスターの伊原凛さん)を納得させるために行われたのではないかと推測する記事もあった。

東京地裁は2011年12月16日、松本側の請求を棄却。これを受け、ネット掲示板では「これはちょっと恥ずかしい」「みっともないの一言」と松本を非難する声が続出。お笑い界の人気を築きあげてきた松本だが、ネットユーザーからは「芸人としては終わってる」と厳しい指摘もあがった。

■livedoorニュースで振り返る「松本人志が「FLASH」を名誉毀損で提訴した裏事情」
とばっちり!? 松本人志が「フラッシュ」を名誉毀損で提訴した舞台裏とは - 2011年03月03日
松本人志「術後復帰日に夜遊び」報道で敗訴 写真誌「FLASH」東京地裁 - livedoor Blog