オスカー女優であり、2児の母親でもあるリース・ウィザースプーンが、18年前に全米を震え上がらせたあの事件をモチーフにした作品への出演を決めた。

あの事件とは、1993年にアーカンソー州ウエスト・メンフィスのロビン・フッド丘地域で発生した"ウエスト・メンフィス3事件"。8歳の男児3人が、10代の少年たち3人によって手足を縛られたまま無残に殺された事件だ。今年8月には、当時犯人として逮捕され、刑務所に入れられていた3人が、無罪だとして釈放されている。

『Variety』誌によると、この事件を冤罪(えんざい)の面から取り扱ったマーラ・レヴァリットの本『Devil's Knot: The True Story of the West Memphis Three』を、映画『Chloe/クロエ』などで知られる鬼才アトム・エゴヤン監督が『Devil's Knot』として映画化しようとしているとか。

リースは同作で、被害者の1人の母親パム・ホッブスを演じる。最初は少年たちが息子を殺した犯人だと信じているものの、裁判が進むにつれ、判決に疑いを持つようになるという複雑な役どころだ。

本作はストーリー的にも注目度の高い作品だが、実は現時点で配役が決まっているのは彼女だけらしい。この事件がメディアの間では猟奇的で残酷なイメージでとらえられているからか、キャスティング作業が難航しているのかもしれない。

最新作『This Means War』では、CIA工作員に二股をかける女傑ぶり(?)を発揮して、アクション・コメディーという新境地を切り開いているリース。子供の残虐な殺人事件という重厚な内容を取り扱った『Devil's Knot』では、自身も子供を持つ1人の母親として、どんな演技を見せてくれるのだろうか。

ジェニファー・アニストンと仲の良いリース・ウィザースプーン