韓国人ブロガーのMJ氏は、17年間の独裁体制を堅持した金正日総書記が17日に死亡したとし、英紙「デーリーミラー」の19日付の報道で取り上げたとされる金総書記の生前行跡を皮肉る「17大ミステリー」を掲載した。以下はブログの引用。

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 1.金総書記に関する「伝記」によると、彼が生まれた際、まるでその誕生を祝福するかのように1つの星が落ちながら虹も浮かび上がったという。

 2.北朝鮮の公式印刷物によれば、金総書記は世界最高のゴルファーだ。パー72のコースで世界新記録のホールインワン11個、38アンダーをマークした。

 3.北朝鮮が2006年、最大品種のジャイアントウサギの飼育を通じ、飢餓問題を解決する目的としてドイツから12匹を購入したが、金総書記の65歳誕生日のお祝いで食べられた。

 4.金総書記が自身が食べる米の大きさと色を均一にするため、別途の料理人を配置したと、元金総書記の料理人が明らかにした。

 5.金総書記の指示を受け、北朝鮮では昨年の南アフリカ・ワールドカップ期間中、同国代表が勝利した場合にだけ編集されたハイライト映像を流しており、敗れると放送が禁じられた。

 6.「映画狂」の金総書記は自国の映画製作者の不足を受け、78年に韓国の申相玉(シン・サンオク)映画監督を拉致し、映画制作を行った。

 7.07年に健康問題で医者から禁煙を勧められた金総書記は、全国に禁煙令を下して喫煙を違法な行為と指定した。

―――――――――――――――――(つづく 編集担当:永井武)