永遠のモテ男、石田純一の“若さキープ”術「ロマンチックな気分になることが、恋におけるアンチエイジング」

　まだ２０代なのに「オッサンくさい」と言われるアナタ、実は身体のほうじゃなく心が老いていませんか？　いつも若々しい石田純一さんが大事にしているのは、“運・鈍・根”。アンチエイジング（抗老化）で大事なのは、気持ちにこの３つを持つことだそうです。

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　汝（なんじ）は汝の食べたものである。僕らは食べ物以外でつくられませんよね。なので、まずは添加物を使っていない食品や無農薬の野菜を選ぶとか食事に気を配ることがアンチエイジングですよ。

　僕はほぼ毎日、野菜をジューサーで搾って飲んでいます。多少は割高ですけど、病気にならなければ医療費がかからないから使うお金は一緒だと思うんですね。

　次に大事なのは運動。若い頃から朝晩４.５ｋｍずつ一日９ｋｍ走り続けてよかったのは、年を重ねるにつれ“体が太りやすくなってる”と気づけるところ。

　あと、健康で生き生きして仕事のヤル気が出ます。寝起きはただのクソおやじですから（笑）、走ると元気になって活性化するんですよね。

　気持ちは最も大切なことだと思います。“運・鈍・根”とよくいいますけど、人から言われたことに過剰に反応せず“鈍”感になることがね。

　アンチエイジングに精神状態の影響は非常に大きいですよ。悩みがあっても一生懸命にチョットだけ考えて、切り替える。人生には難しい問題が多いけど、考えても一生解決しないことがあるんだから。悩んで暗い表情をしていたら生気にまで影響するから、気分晴れ晴れでハツラツ、さっそうとするのがいい。

　そんな考え方の習慣を続けられるかは“根”気なんです。身につけば人に何を言われても気にならないし、人の心を傷つけようとする人が近寄ってくればわかる。わかるようになれば自分のすべきことに集中できるし、やるべきことをやっていると運ばれる“運”もきてくれやすくなるはずですよ。

　恋も必要ですね。少しでもよく思われたくて頑張るのはアンチエイジングに関係ありますよ、きっと。僕も少しでも芸能界にいるかわいいコたちに「ステキ」と思われたいからヘトヘトでもスポーツクラブでバイクを１０分追加しちゃう（笑）。モテる、モテないは男のモチベーションのひとつですからね。

　でも、「このコとなんとかなる“かも”しれない」程度でいいんですよ。ロマンチックな気分になることが、恋におけるアンチエイジングですから。

（取材・文／ＴＥＡＭ ＣＯＴＴＯＮ/渡邉裕美、岩本明子、斉藤貴志、撮影／五十嵐和博）

■石田純一
１９５４年１月１４日生まれ。『石田純一の街の達人』（ＢＳ日テレ）、『おはよう朝日です』（朝日放送）にレギュラー出演中。運とお金を引き寄せる法則を紹介している『石田純一 お金のくどき方』（日経ＢＰ社）が発売中。