列車の中で急死した金正日総書記、遺言を残していた可能性

写真拡大

北朝鮮の最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去を受け、韓国のメディア各社は金総書記の遺言について高い関心を寄せている。

1994年に死去した金日成首席が遺言を残していることから、金総書記も遺言を残した可能性は高いのだという。金日成首席が残した遺言の内容は、「人民の生活を良くすること」「朝鮮半島を非核化すること」「南北統一を達成させること」の3つ。北朝鮮はその後17年間に渡り、遺言を実践するための“遺言統治”期間とした。北朝鮮は2012年を「強盛大国の大門を開く年」と設定してきたが、これも遺言の延長線上にあるものだ。

そのため韓国の専門家は、金総書記もなんらかの形で遺言を残したとの見方を示している。死去する直前まで、三男の正恩(ジョンウン)氏を連れ現地指導にあたっていたことから、息を引き取ったとされる列車の中で正恩に直接伝えた可能性もあるという。

肝心な遺言の中身だが、ソウルにある北朝鮮大学院大学の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は、「強盛大国の建設、北朝鮮の核問題、米朝関係など、金日成が残した遺言と同じ流れになるだろう」と推測している。

参照:金正日が死去直前に残した「秘密発言」あるけど… - MKニュース
参照:[金正日死亡]遺言統治を引き継ぐか - 東亜日報

(文:林由美)

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。
韓国中心の出来事をいち早くお届けできるように頑張っていきます。