ミランは20日、延期分のセリエA第1節で、カリアリを敵地で2−0と下した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、次のように話している。

「予想したように難しい試合となった。我々は大変な巻き返しをしてきて、チームは日曜から心身ともに疲れていた。だが、リードを奪うことができたね。カリアリはうまく位置を上げてきて、我々は苦しんだ。後半は前半より良かったね。美しい試合ではなかったが、勝ち点3を獲得し、ベストの形で年内を終えることが重要だった」

「(ズラタン・)イブラヒモビッチ? 彼は惜しみない選手だ。決して後に引くことがない。調子が良い氏、ゴールを決めている。今日は流れの中からのゴールだった。我々にとっては勝つことが大事だったんだ。明日、ほかのチームがどうなるかを見てみよう。リーグ戦は長い。ここ11試合で我々は勝ち点29だ。十分だと思う」

オーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、MFケヴィン=プリンス・ボアテングを中盤で、FWロビーニョをトップ下で使うことを望んでいる。

「彼が正しいかどうかという問題じゃない。彼が自分のアイディアを持っているのは正しいことだ。だが、私はミランのための選択をしなければいけない。彼と話すのは好きだよ。彼の発言から私も重要なきっかけを得ることができるからね。私と会長の間に問題はまったくない。私は日々チームと接しており、今の私にはボアテングがあの位置でプレーすることが必要なんだ。いつかインサイドハーフで使うことがあるかもしれないけどね」

なお、ベルルスコーニ氏は試合前、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスについて次のようにコメントしている。

「テベスは私のタイプじゃない。いずれにしても、金がかかりすぎる。それに、ミランには今のようにスクデットを獲得できるだけのチームがある。(アレシャンドレ・)パトはプレーしなければならない」