韓国の公海で不法操業中の中国漁船を取り締まっていた韓国海洋警察が死亡した事件を受け、両国のネット上で険悪なムードが高まっている中、韓国国旗に小便をかけている動画がユーチューブに掲載され、物議を醸した。韓国の複数のメディアが15日に相次いで伝えた。

 問題の動画はユーチューブに掲載された「神聖な(Holy)」というタイトルの2分9秒余りのもので、男性が韓国の国旗に小便をかける姿が映っている。

 動画はあるネットユーザーが、韓国の国民日報に情報提供したもの。情報提供者は「日中韓で紛争があるときは相手国の国旗を踏みつけたり燃やしたりすることはあるが、今度の場合は度を越した」「動画の掲載者が普段から中国語や韓国語で書き込みをしていることから韓国語ができる中国朝鮮族あるいは韓国在住の中国人留学生である可能性が高い」との見解を示したという。

 韓国メディアはネット上の見解などを紹介し、「掲載者は中国人と推定される」と指摘した上で、韓国のネットユーザーから怒りの声が殺到している」と伝えた。

 特に、韓国の海洋警察が中国漁船の船長に殺害され、13日には北京の韓国大使館の防弾ガラスが飛んできた金属玉で破損されたこのタイミングで動画が掲載されたこともあり、「両国ネットユーザーによる感情の対立が避けられなくなった」と懸念を示すメディアも見られた。

 問題の動画はすでにユーチューブからは削除されたが、韓国ネット上ではブログやツイッターなどを通じて急速に広まり、自国の国旗を侮辱されたことへの怒りや非難が相次いでいる。(編集担当:金志秀)