『電人ザボーガー』さよなら新宿バルト9!舞台挨拶
 10月15日から約2ヶ月、メイン館である新宿バルト9で上映していた『電人ザボーガー』が、12月15日の楽日を記念して、監督・キャストによる「『電人ザボーガー』さよなら新宿バルト9!舞台挨拶」が行われた。

 舞台挨拶には、井口昇監督、主演の板尾創路、古原靖久、宮下雄也、そして、真の主役の電人ザボーガーが登壇。さらにヒロインの山崎真実、佐津川愛美も駆けつけるというサプライズもあった。

■井口監督
丸2ヶ月上映させていただいて、スタッフ・キャスト共にたくさんのお客様に支持していただいて本当にうれしく思っております。感謝の気持ちを皆さんに直接お伝えしたいと思い駆けつけさせていただきました。僕が実際にテレビで観ていた作品を今映画にすることはすごいプレッシャーでした。ザボーガーを観たことのない人やたくさんのファンの方の気持ちを裏切らないように撮影中も試行錯誤を繰り返しました。たくさんの方に観ていただいて、自分が夢の中にいるようでうれしさと感謝でいっぱいです。

■板尾創路
2ヶ月間のロングラン中僕もこっそり観に行ったんですけど、満杯ですごい大盛況で良かったです。もう1回観に行きたかったんですが終わってしまいますので今日は最後に駆けつけました。映画館で映画を観るって良いですよね、本当に。これからもDVDリリースも予定していますし、地方の方でもまだ終わってないのでよかったら出掛けてください。井口監督には『電人ザボーガー』のようなおじさんが喜ぶ映画をまたぜひ作っていただきたいと思います。

■古原靖久
本作のお話をもらって2年近くになりますが最初は不安で仕方がなくて、大門豊を演じる点でこんなに熱い男が演じられるのかものすごいプレッシャーでした。普段あんなに熱い人なかなかいないじゃないですか(笑)お客様のお力を頂いて、2ヶ月間の大ヒットということで、本当に皆さんのおかげです!2ヵ月という長い間上映していただきまして本当にありがとうございます。まだまだ、「あきらめるな!立ち上がれ!」電人ザボーガー!GO!

■山崎真実
こんなにたくさんの方に観ていただいて本当にうれしいです。台本を読んだ時に演じられるかすごく不安でしたが、現場で井口監督が一つ一つお手本を見せてくださり演じきることができました。今までで一番恥を捨てて演じた役なのでお客様にどう感じられているのかドキドキしていたんですけど、皆さんに来ていただけて本当にうれしいです!

■宮下雄也
「待たせたな、ダイモーーン(叫)!」これが言いたかったんです!秋月玄を演じるにあたってTVシリーズのDVDを観たんですけど、よう聞いたら「サンダーパンチ」訛ってるなと(笑)僕も本作を観させていただいて、この映画は日本を救えるなと思いました!上映が終わってからも皆さん応援してほしいなと思います!

■佐津川愛美
私もバルトに観に来た時にお客さんもたくさん観に来てくださって、すごく声を出して笑って楽しんでくださっているのを感じて出演している側としてとてもうれしかったです!違うお仕事の現場でもよく「ザボーガー」みたよと言ってくださる方が多く、この間「こっちの世界にようこそっ!」って言われました(笑)ザボーガーは皆さんにずっとずっとパワーをくれると思いますのでこれからも応援して下さい!

 監督・キャストたちが熱く感謝の気持ちを伝え、熱狂的なファンたちが大歓声でこたえる。大盛況の終幕となった。井口監督の次なる「おじさんが喜ぶ映画」も期待したい。


【 MOVIE ENTER おすすめ記事 】
『メン・イン・ブラック』が帰ってくる!最新作の映像が解禁
どん底の男を支えた“本当の強さをもつ”ヒロインに、多くの女性が共感
【編集部的映画批評】“大きなお友達”から子供の手に戻った仮面ライダー
【いちおう妖ヶ劇場】第3話:「悪魔(グレムリン)=日本人」は、あくまで噂ですからの巻